“粗食”が正解の考えを捨てる
タンパク質を取って筋肉量を維持しよう
年齢とともに、「さっぱりしたものしか食べられない」「あまりお腹がすかない」と感じ、自然と肉を控えるようになる方は少なくありません。胃に負担をかけない食事を心がけているつもりでも、結果として栄養のバランスが偏ってしまうことがあります。
健康寿命のカギを握るのは筋肉です。筋肉は体を動かすだけでなく、姿勢を支え、内臓を働かせ、血液を全身に送り出す役割も担っています。そして、その筋肉をつくる材料となる大切な栄養素がタンパク質です。
筋肉量は、意識しなければ年々減少します。これを防ぐ基本は、十分な栄養と適度な運動です。特に注意したいのが、筋肉の材料であるタンパク質の不足です。食事量が減ると、真っ先に不足しやすい栄養素でもあります。満腹感があっても、必要な材料が足りていなければ筋肉は維持できません。
タンパク質の日の摂取量の目安は体重1㎏当たり1g程度。体重50㎏なら約50gです。筋肉を合成する力は年齢とともに落ちるため、やや多めを意識してもよいでしょう。肉や魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質は、筋肉づくりに効率よく使われます。特に肉は良質なタンパク質と鉄分を含み、活力の維持にも役立ちます。筋肉の材料をしっかり補いましょう。

もっと詳しく知りたい人は……

「終活」の前に知っておきたい! 100歳まで元気に暮らす「老活」50のコツ
監修:和田秀樹 ¥1,089/宝島社
これまでの健康常識を手放し、「好きなことを続ける」「できることを増やす」だけで脳・心・体を整える50のコツを厳選して解説。生活の中で実践できる習慣、気分が上がる過ごし方、人とのつながり方、効果的な食事・睡眠・ゆるい運動、医療との賢い付き合い方などを具体的に紹介。
イラスト:二階堂ちはる
※この特集は、『「終活」の前に知っておきたい! 100歳まで元気に暮らす「老活」50のコツ』に掲載されたものに加筆、再構成しています。
※素敵なあの人2026年9月号「いますぐはじめたい 脳を若々しく保つ「老活」習慣」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
この記事のキーワード
Related





