60代になり「口の中の粘つきが気になる」「パンや焼き菓子が飲み込みにくい」などの経験が増えていませんか? その背景にはドライマウスが関係しているかもしれません。ドライマウスは放置すると虫歯や歯周病など口の中の健康にも影響するため、早めのケアが重要です。60代でドライマウスが起きやすくなる理由や今日からできるセルフケアを紹介します。
ドライマウスの原因
ドライマウスは、単に水分が足りないだけで起こるとは限りません。唾液の分泌量の減少や薬の影響なども関係しています。主な原因を具体的にみてみましょう。
【1】唾液分泌量の減少
ドライマウスの原因には、加齢による唾液の分泌量の減少が挙げられます。
唾液には、口の中を潤して粘膜を守る役割があります。加齢とともに唾液腺の働きが弱まると、唾液の分泌量が減って口内が乾きやすくなり、食べ物が飲み込みにくい、味を感じにくい、口臭が気になるといった不快感につながりやすくなるのです。
とくに、60代の女性の場合、更年期に女性ホルモンの分泌量が減少することも唾液の分泌に影響します。
【2】水分摂取量の減少
水分の摂取量が少ないことで唾液の分泌量が減少し、ドライマウスにつながっていることもあります。
60代になると喉の渇きを感じにくくなり、自然と水分の摂取量が減少しがちです。
しかし、体内の水分は尿や汗、呼吸などから体外へ排出されるため、喉の渇きを感じていなくても実際には水分不足に陥っていることがあります。
【3】病気・薬の影響
病気や薬の影響によってドライマウスになっていることもあります。たとえば、糖尿病や下痢、バセドウ病などでは体内の水分が排出されやすく、水分不足になりやすくなります。
また、高血圧、花粉症の薬などは、副作用として口の渇きが起こりやすいため注意が必要です。
薬の影響が考えられる場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
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