老活においてのキーワード一つ目は、楽しむこと。無理なガマンや制限は、意欲や感情、行動を司る前頭葉の働きを低下させてしまいます。がんばることより楽しむことを優先して。
好きなことは“年齢を理由”にやめない
意欲を司る前頭葉を楽しむことで刺激
脳を若々しく保つ一番の方法は、「好きなことを続ける」ことです。楽しい、できる、おもしろい―そう感じる瞬間、脳の前頭葉は活発に働きます。前頭葉は意欲や判断力を司る「司令塔」。ここが元気であるかどうかが、人生後半の充実度を大きく左右します。脳は年齢で衰えるのではありません。使わないから衰えるのです。
ところが多くの人が、「もう年だから」「今さら始めても」と、自分にブレーキをかけてしまいます。しかし、やってみたいことに挑戦する気持ちそのものが、前頭葉への刺激になるのです。大きな目標でなくて構いません。小さな一歩でも、脳は確実に反応します。
反対に、ガマンや無理は心身に強い負担をかけます。健康のためだと思って食べたいものを控え、つらいことを続け、好きな趣味を後回しにしていないでしょうか。真面目な人ほど「決めたことは守らなければ」と考えがちですが、過度なガマンはストレスを生み、不眠や意欲低下を招きます。ストレスが増してくると、心の不調や認知機能の低下にもつながりかねません。
大切なのは、やりたくないことを無理に続けるより、好きなことを大事にすることです。楽しみは前頭葉を動かし、感情の老化を防ぎます。年齢を理由にあきらめない。その姿勢こそが、老活の第一歩なのです。
この記事のキーワード
Related






