毎日、声を出して“笑う”
笑うだけで、脳の血流がアップする
強いストレスが続くと、脳は少しずつダメージを受けます。慢性的なストレスは記憶力の低下や脳の萎縮を早める可能性があることも報告されています。ストレス状態では血流が乱れ、脳に届く栄養や酸素が減ってしまうからです。
その反対に、笑顔は脳を守る力になります。口角を上げると、脳は「楽しい」「うれしい」といった前向きな感情を感じとります。すると感情を司る扁桃体が活発に働きます。扁桃体は記憶を司る海馬と密接につながっており、扁桃体が活性化すると海馬も刺激を受けます。海馬は記憶の中枢です。ここがよく働くことで、新しいことを覚えたり、体験を整理したりする力が保たれます。つまり、笑顔になる→感情が動く→脳をしっかり使う、という流れが生まれるのです。
脳は使うほど機能が維持されます。反対に、感情が動かず刺激が少ない生活は、脳の働きを鈍らせてしまいます。
つくり笑いでも構いません。声を出して笑えば、前頭葉の血流も高まり、ストレスホルモンは下がります。免疫機能が高まることも知られています。
毎日少しでも笑う習慣を持つこと。それは心を軽くするだけでなく、扁桃体と海馬を通して脳全体を守る科学的にも理にかなった老活なのです。

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