【あらすじ】
リア王とグロスター伯爵、ふたりの父と子どもの運命が絡み合う物語
古代ブリテンの王、リアは、ゴネリル、リーガン、コーディーリアという3人姉妹の父である。リア王の家臣グロスター伯爵には、正妻の子エドガーと庶子エドマンドというふたりの息子がいる。
老いから退位を決意したリア王は、領土を分割し生前贈与するとし、もっとも自分を愛する者に多くを与えると告げて娘たちを競わせる。長女ゴネリルと次女リーガンは巧みに美辞麗句を並べるが、末娘コーディーリアは言葉を飾らずそっけない返答をする。リア王は激怒し、勘当。さらには、それをいさめたケント伯爵も追放。ゴネリルとリーガンは、リア王の様子に恐れを感じ、手を組むことにする。
一方、グロスター伯爵の庶子エドマンドは自分の境遇を恨み、噓で兄エドガーと父の間を裂いて出世を狙う。父の怒りを恐れ、家を出たエドガーは、狂人の「あわれなトム」に変装して身を隠し、半裸で荒野をさまよう。
リア王は引退後、ひと月ごとにゴネリルとリーガンの世話になるつもりだったが、大勢の騎士団を連れた傍若無人な振る舞いを娘たちは拒絶。リア王はお気に入りの道化とともに、嵐の吹きすさぶ戸外へ締め出されてしまう。絶望と悲しみのあまり、リア王の精神は狂気を帯び始める。
グロスター伯爵は、リア王を庇い、リーガンとその夫コーンウォール公爵をいさめるが、怒りをかい、夫妻に両目をつぶされたうえ、放逐されてしまうのだった……。

米谷先生のお話に出てくる近年の『リア王』上演例
2024年3月〜5月『リア王』
演出:ショーン・ホームズ
主演:段田安則
企画・製作:株式会社パルコ
2024年9月〜10月『リア王の悲劇』
演出:藤田俊太郎
主演:木場勝己
主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場
2025年10月〜11月『リア王』
演出:フィリップ・ブリーン
主演:大竹しのぶ
企画・製作: Bunkamura
2026年5月〜6月『リア王』
演出:長塚圭史
主演:吉田鋼太郎
制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ





