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【エンタメ】小瀧望さん「どうやったら乗り越えられるんだろう、そう思える作品のほうが楽しい」11月開幕『ロックンロール』ヤン役を演じる思いを語る

「どうやったら乗り越えられるんだろう」そう思える作品のほうが楽しい――と語る小瀧望さん。11月に開幕する舞台では、人生をかけてロックを愛する人間の20年を超える長い時間に挑む、その思いを伺いました。

「等身大の自分でいたい」それが主人公との共通点

英国を代表する劇作家トム・ストッパードの『ロックンロール』は、東西冷戦時代、時代に翻弄されたチェコスロバキア史を背景に、登場人物たちの20年余にわたる半生を描く作品です。
小瀧さんが演じるのはロックンロールを愛する青年ヤン。英国のケンブリッジ大学に留学していたヤンは、ロックと母親を守るために、ソ連軍の侵攻に揺れる祖国への帰国を決意。時代の大きなうねりに巻き込まれていきます。
「ヤンは純粋に自由に生きたいと思っているけれど、自分の好きなものを奪われていく。それでも、ロックという『光』を最後まで諦めない人間です。僕も音楽が好きですし、歌うことも好きなので、そういった部分は、大事にしていきたいという気持ちはあります」

ヤンと自身の共通点を尋ねると
「派手に見える仕事をしていますが、小池栄子さんに『小瀧は普通だからいいんだよね』と言っていただいたことがあって。等身大の自分でいたい部分は、ヤンと近いのかもしれません。ただ、ヤンのような行動力が僕にあるかというと……きっと僕は少し臆病ですね」

今回、小瀧さんがひとつの挑戦だと感じているのは、舞台上で経過する約20年という時間をいかに表現するかということ。
『ロックンロール』では、年月や場面を一瞬にして切り替える「スマッシュカット」という手法で、時代の変遷が描かれます。
「例えば、スマッシュカットの前と後で、『署名を求めている側』と『求められている側』が入れ替わったり、登場人物の力関係が逆転したりします。そうした描写も、この作品の魅力ですが、ヤンの20年間を丁寧に演じなければ、お客さんの心が舞台から離れてしまうのでは、という怖さもあります」

「音楽という《光》を諦めない、ヤンの生き方に惹かれます」小瀧望さん

「音楽という
《光》を諦めない、
ヤンの生き方に惹かれます」小瀧望さん

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