見ている人も幸せになる、弾けるような笑顔が魅力の南果歩さん。年を重ねて、ますます活躍を続ける果歩さんにとって、60代とは。
60代は〝2度目の青春〞。心の自由を楽しみたい
「60代は役割を離れて、個人として生きていく年代。いわば〝2度目の青春”だと思っています」
そう朗らかに語るのは、2年前に還暦を迎えたのを機に、人生を再スタートさせたという南果歩さん。30代、40代、50代……と担ってきた〝誰かの娘”〝誰かの妻”〝誰かの母”という役割を卒業し、自分自身を軸にした人生を歩んでいます。
「20代の青春と違うのは、いままで培った知識と経験があること。より有意義に過すことができるし、責任を果たした後だからこそ、心が自由なんですよね」
とはいえ、長く誰かのために生きてきた人のなかには、「これからなにをすればいいんだろう」「私はなにがしたいんだろう」と、戸惑う人もいるかもしれません。そんな人に南さんが提案するのは、〝小さな選択”から自分を取り戻していくこと。
「いきなり『これからは自分のために生きていこう』なんて考えると、テーマが大き過ぎる。だから、もっとシンプルに物事を捉えればいい。まずは、なにを飲みますか?と聞かれたときに、『みんなと同じもので』と答えるのをやめてみる。自分の感覚に耳を澄ませて、〝好きなもの”を明確にすることで、自分の輪郭がはっきりしてくると思うんです」
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