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【60代二拠点生活】アメリカでの運転は緊張の連続!日本とは違う車事情【リサ・ステッグマイヤーの二拠点生活Diary】

オアフ島で運転していると、ハワイならではの「ありがとう」があります

ではハワイはどうでしょう。ハワイといっても島によって事情は違うと思います。私が普段運転しているのはオアフ島なので、今回はオアフ島での運転のお話。道路にはpothole があったり、工事をした跡がパッチワークのようになっていたりするので、道路の状態にはちょっと注意が必要です。けれども、オアフ島で運転していていいなと思うこともたくさんあります。道を譲ってくれる人も多く、そこにはハワイならではの「ありがとう」があります。

日本では、車線に入れてもらったときなどにハザードをチカチカさせて「ありがとう」。ハワイでは、相手に見えるように「シャカ」のサイン。親指と小指を立ててほかの指を曲げる、あのハワイでおなじみのハンドサインです。窓から手を出すこともあれば、車内から後ろの車に見えるようにサッとシャカをして、「Mahalo(ありがとう)!」の気持ちを伝えます。日本ではハザードをチカチカ。ハワイではシャカ。方法は違っても、「入れてくれてありがとう」という気持ちは同じです。

最近のハワイは、ホームレスの問題やビーチでの盗難など、少し残念なニュースを耳にすることもあります。それでも実際に暮らしていると、私はやっぱりハワイには人の温かさやフレンドリーさがあると感じます。道を譲ってくれたり、知らない人同士でも笑顔で挨拶をしたり、ちょっとしたことで声をかけ合ったり。アメリカ本土へ行ってハワイへ戻ってくると、そんな人との距離感や、ゆったりとした空気に改めて気づくことがあります。

もうひとつ面白いのが、オアフ島ではクラクションを鳴らす人が意外と少ないこと。よっぽど危険なことがなければ、あまり鳴らさないんです。ところが先日、運転していると、やけにあちこちからクラクションの音が聞こえてきました。「今日はどうしたんだろう?」と思ったら、警察が道沿いで安全運転を呼びかけるキャンペーンを行っていました。警察官たちが掲げていたは、“DRIVE WITH ALOHA”、“DON’T TEXT &DRIVE”などと書かれたサイン。

その呼びかけに賛同するように、通り過ぎる車がプププ、プーッ!とクラクションを鳴らしていました。普段はあんなに鳴らさないのに、こういうときはみんな鳴らすんだ! と、なんだか面白くなりました。また、ストライキなどで人が道沿いに立っているときも、その活動に賛同するドライバーがクラクションを鳴らして応援することがあります。普段はむやみに鳴らさない。けれども「賛成!」「応援しているよ!」という意思表示にはクラクションを使う。これもまた、ハワイで暮らしていて気づいた面白い文化のひとつです。

オアフ島で運転していると、ハワイならではの「ありがとう」があります

それがアメリカ東海岸、特にニューヨークシティなどでは、みんな本当にすぐクラクションを鳴らします。信号が青になってちょっとでも発進が遅れれば、後ろからブブブーッ! クラクションのオンパレード。そしてアメリカで運転するときに覚えておきたい言葉のひとつが、“ROAD RAGE(ロード・レイジ)”です。運転中の怒りエスカレートし、相手を追いかけたり、車を降りて喧嘩になったりするなど、攻撃的な行動に発展してしまうこと。なかには暴力事件になったり、銃などの武器が絡んだりする怖いケースもあります。

だからこそ、腹が立つ運転をする人に遭遇しても、こちらも張り合わないことが大切です。誰だって毎日運転していれば、「ちょっと!!」とイラッとすることはあります。もちろん私もあります(笑)。けれど、そんなときこそ一呼吸。「まあ、いいか」と受け流して、変な運転をする車からはなるべく離れる。これがいちばんです。

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この記事を書いた人

リサ・ステッグマイヤーさん

モデル・タレント リサ・ステッグマイヤーさん

1971年、米国生まれ。13歳で来日し、知的な美しさとバイリンガルとしての見識を活かしてタレント、司会など幅広く活躍する。趣味は水泳、トライアスロン、芸能界きっての器好きでもある。

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