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【60代エンタメ】岡本圭人主演『月を抱く人魚』開幕 250年読み継がれる『雨月物語』が現代劇としてよみがえる

「謎解きゲームのような作品」

俳優陣も、この作品ならではの難しさと面白さを口々に——。

岡本さんは「脚本はとても難しく、生田さんや鈴木さんに何度も『ここでは何が起きているのか』と質問しました。でもセリフを重ねるうちに、自分の理解を超えて世界が広がっていく感覚がありました。それが演劇の素晴らしさだと思います」と、稽古期間を振り返ります。

『月を抱く人魚』-雨月物語より-

撮影:細野晋司

『月を抱く人魚』-雨月物語より-勝四郎(岡本圭人)背中には、宮木(南沢奈央)が描いた背ビレが残された

撮影:細野晋司

勝四郎(岡本圭人)背中には、宮木(南沢奈央)が描いた背ビレが残された

南沢さんは「現代劇らしい自然な会話の中にも、日本語の美しさを感じる文学的なセリフがあります。宮木の言葉には詩的な表現も多く、『この言葉は何を意味しているのだろう』と皆で話し合いながら稽古をしました。謎解きゲームのような作品なので、お客様にも想像を膨らませながら楽しんでいただけたら」と自らの役から作品を考察。

『月を抱く人魚』-雨月物語より- 南沢奈央さん

撮影:細野晋司

南沢奈央さん

松岡さんも「脚本を読んだ時は、まるで謎解きのようで、とても面白かったです。それをどう舞台に立ち上げるのか、とても楽しみでした」と打ち明けました。

『月を抱く人魚』-雨月物語より- 松岡依都美さん

撮影:細野晋司

松岡依都美さん

相島さんは「演劇のあの手この手が詰まっています。ちょっと怖い作品ですが、怖さはとても繊細なもの。照明、音響、美術などスタッフの仕事にもぜひ注目してほしい」とアピール。

『月を抱く人魚』-雨月物語より- 相島一之さん

撮影:細野晋司

相島一之さん

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この記事を書いた人

杉村道子

編集・執筆 杉村道子

カルチャー系を中心にインタビュー記事を執筆しています。趣味は歌舞伎、落語、ミュージル、ストレートプレイに小劇場と、ひたすら雑食舞台鑑賞。年に何本見ているのか、最近は怖くて数えていません。

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