2026年は、シェイクスピア四大悲劇のひとつ『リア王』の上演が相次ぐ“リア王イヤー”です。その中でも注目を集めているのが、9月に東京・新橋演舞場で上演される中村芝翫さんの『リア王』。
中村芝翫さんは、『オセロー』『夏の夜の夢』に続く3度目のシェイクスピア作品への挑戦となります。製作発表には松下由樹さん、朝月希和さん、井上小百合さんら主要キャストも登壇し、それぞれが作品への思いや役づくりについて語りました。
前列左からグロスター伯爵役・村田雄浩さん、リア王役・中村芝翫さん、ゴネリル役・松下由樹さん。後列左から演出家・井上尊晶さん、エドマンド役・大野拓朗さん、リーガン役・朝月希和さん、エドガー役・三浦涼介さん、コーディリア役・井上小百合さん
「待望の3人の娘」中村芝翫、“リア王”への覚悟を語る
演出の井上尊晶さんから「いつかは『リア王』をやれたら」と言われていたという芝翫さん。
「まだ遠い先の話だと思っておりましたが、私も昨年還暦を迎えました。リア王とは違い、私は3人の息子がおります。今回は、待望の3人の娘でございますので、思いっきりこの舞台で老害を発揮しようと思っております」
「井上さんからは『いつも怒っていてください。激しく怒っていてください』と言われていますが、私は人生であまり人を怒鳴ったことがありません。でも、お酒を飲まない人のほうがお酒を飲む芝居がうまいこともありますよね」
会場を笑いに包みながらも、役への向き合い方に冷静な視点をのぞかせました。
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