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【60代夏バテ対策】だるさ・冷房病に負けない体に!身近な食材で作る「夏の薬膳」のすすめ

夏は、厳しい暑さの影響で体調を崩しやすい季節。素敵世代の体は特に、負担を受けやすい状態にあります。そこで、いま再注目されつつある「薬膳」を取り入れてみてはいかがでしょう。 そこで今回は、ツムラ漢方グランマイスターの坂本樹さんに薬膳を取り入れた夏の養生について伺いました。

身近な食材でできる「薬膳」で
夏の不調に負けない体作りを

暑さが増してくるこの季節は、熱中症や冷房による冷え、食欲不振など、この季節特有の体調不良に悩む人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、薬膳を取り入れた夏の養生について、高度な漢方の専門知識を持つエキスパートである、ツムラ漢方グラマイスターの坂本樹さんにお話を伺いました。

「まず薬膳とは、食事によって体のバランスを整え、健康維持につなげるという、東洋医学に基づいた考え方です。薬膳と聞くと、特別な食材や高級食材を使う難しいものという印象を持たれがちですが、決してそうではありません。大切なのは、日常的に使う身近な食材を、その人の体質や体調、季節に合わせて取り入れること。いわば、毎日の食事をとおして行う〝食の養生法〟なのです」

坂本さんによると、その根底にあるのは、中国に古くから伝わる「薬食同源」の考え方なのだそう。

「これは、『食べ物と薬は同じように体に働きかける』という意味で、日ごろの食生活が健康作りや不調予防につながるという教えでもあります。薬膳では、食材にはそれぞれ異なる性質があり、体を温めるもの、冷やすもの、潤いを与えるもの、巡りをよくするもの、余分な水分を排出するものなど、さまざまな働きがあると考えられています。

たとえば、暑さでほてった体には熱を冷ます食材を、冷房で冷えを感じるときには体を温める食材を選ぶなど、そのときどきの状態に応じて食べ方を工夫することで、体調を整えていきます。つまり、薬膳は〝いまの自分に合った食べ方を選ぶ〟ということなのです。

そのため、重要なのは季節や体調、食べ合わせを意識すること。特別な食材を用意しなくても、スーパーで手に入る食材だけで薬膳による養生の効果を充分に得ることができます。まずは、いま自分の体がどんな状態かを知り、できることから気軽に取り入れてみましょう。おいしく楽しみながら続けることこそ、薬膳を養生として役立てるコツと言えます」

ありがちなこんなお悩みを薬膳パワーで解消!

  • 冷房冷え
  • 熱中症
  • むくみ
  • 老化
  • 目の疲れ
  • 食欲不振
  • 疲労・倦怠感

夏の薬膳養生

イラスト/oyasmur 取材・文/平井薫子

※素敵なあの人2026年8月号「素敵世代の夏の薬膳養生」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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お話を聞いたのは

坂本樹さん

ツムラ漢方グランマイスター 薬剤師・漢方生薬ソムリエ 坂本樹さん

2008年にツムラ入社。MRとして慶應義塾大学医学部、北里大学東洋医学総合研究所などを担当し、漢方医学を学ぶ。ツムラの社内認定制度で2名しかいない「ツムラ漢方グランマイスター」のひとり。メディアやセミナーで漢方の知識や活用法を解説。

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