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【60代エンタメ】尾上右近さん&中村隼人さんが熱く語る『仮名手本忠臣蔵』の魅力とは?「人間くささが面白い!」【インタビュー前編】

片岡仁左衛門さん、坂東玉三郎さんたち諸先輩から受け継ぐ『忠臣蔵』の真髄

尾上右近さん、中村隼人さん

——今回のお役を、お二人はどなたに学ばれるのですか?

隼人 今回の勘平は、片岡仁左衛門のおじ様に教えていただきます。近年は、菊五郎さんの型や中村屋さんの型、上方の成駒家さんの型などが上演されていますが、僕自身、ここ2年ほど、ずっと仁左衛門のおじ様の近くで修業させていただいています。おじ様は、僕にとって、今一番かっこいい役者さんですから、勘平のお話をいただいたときには、すぐにご報告して、教えていただきたいとお願いしました。

おじ様のやり方には、江戸のやり方と上方のやり方、それぞれの合理性が詰まっていると感じています。勘平の心の動きに無理がなく、自然に受け止められるところにも惹かれました。

右近さんは菊五郎さん型の勘平を勤めた経験があるので、いろいろとディスカッションできることも、とても面白く心強いです。相手役のおかるとして、僕がうまくいかないことがあれば、アドバイスをもらいながら勤められたらと思っています。

右近 僕は、塩冶判官については七代目菊五郎のおじ様に教えていただき、おかるについては「六段目」「七段目」ともに玉三郎のお兄様に教えていただくようお願いしています。

八代目菊五郎のお兄さんは、これまでにも「六段目」「七段目」のおかるをなさっていますので、まずお兄さんにも見ていただいて、玉三郎のお兄様は「私はタイミングを見て教えるよ」とおっしゃってくださいました。

今はこれからお稽古をしていただく段階ですので、実際に教えていただいて、役についてさらにお話しできることが出てきたら、またぜひ取材していただきたいです(笑)。

尾上右近さん


先人たちから受け継いだ型を大切にしながら、右近さんと隼人さんは、役の内側にある人間らしさを実際にどう表現するのか、気になるところです。後編では、役柄と同年代だからこそ感じるリアリティーや通し狂言ならではの魅力を語っていただき、さらに幼い頃から互いを知る二人の関係に迫ります。

吉例顔見世大歌舞伎
通し狂言 仮名手本忠臣蔵

2026年11月1日(日)~25日(水)

チケット発売日
10月14日(水)10:00よりWeb・電話受付開始

チケットWeb松竹(24時間受付)
https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/
チケットホン松竹(10:00-17:00)
ナビダイヤル 0570-000-489

詳細は公式サイトをご覧ください。
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/986

ヘアメイク/Storm〈尾上右近さん〉、川又由紀〈中村隼人さん〉 スタイング/三島和也(Tatanca)〈尾上右近さん〉、石橋修一〈中村隼人さん〉 撮影/平林直己(ヒラリングラフィックス) 執筆/杉村道子

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この記事を書いた人

杉村道子

編集・執筆 杉村道子

カルチャー系を中心にインタビュー記事を執筆しています。趣味は歌舞伎、落語、ミュージカル、ストレートプレイに小劇場と、ひたすら雑食舞台鑑賞。年に何本見ているのか、最近は怖くて数えていません。

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