60歳になった年には鎌倉の仲間たちと還暦パーティをしたという、作家の甘糟りり子さん。40代で東京都心から鎌倉に戻り、武装をやめ、自分の心に耳を傾けていらっしゃるようです。
「鎌倉に恩返ししたい、という気持ちが大きくなりました」
都心を離れて見つけた
日々の営みの豊かさ
幼いころから鎌倉・稲村ヶ崎で育ち、20代からは東京を拠点に活動してきた作家の甘糟さん。40代で再び鎌倉に戻り、現在は実家である築90年以上の日本家屋で、庭や住まいに手を入れながら暮らしています。
「鎌倉に戻ってからライフスタイルは大きく変わりましたね。たとえば、ファッションで"武装"しなくなったこと。庭仕事もするし、坂が多いのでヒールも履かなくなりました。いまはトレンドを追うよりも、庭に咲いた季節の花を生けたり、ミントを収穫したり、梅シロップを漬けたりするのが楽しい。同じことを繰り返す時間も、自分と対話ができる気がして好きなんです」
60代を迎えたいまは、育った鎌倉の街への思いも強くなっています。
「鎌倉にお店を出したい、という人のサポートをしたり、地元のPRにつながるような活動をしたり。これまで培った人とのつながりや経験を生かして、恩返しができればと思っています」
都心から鎌倉に戻って、地元のための活動をゆるゆるとスタート
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