自分と家族の安心な未来のために始めたい終活。その基本を、専門家の解説のもと紹介します。
今回のテーマは、「自宅の片づけ」。これからの暮らしのために、自分の持ち物を見直してみましょう!
今回のテーマ ▶自宅の片づけ
〝捨てる〟ではなく〝選び直す〟と考えて
素敵世代の自宅の片づけについて、住まい方アドバイザーの近藤典子さんに伺いました。
「60代の片づけというと『とにかく捨てる』というイメージがあるかもしれませんが、ものを大事にしてきた素敵世代にとってそれは簡単なことではありません。必要なのはやみくもに捨てることではなく、いまの暮らしに合っているかどうかを見直すこと。〝捨てる〟ではなく〝選び直す〟と考えてみてください。
家の中が片づくと、探し物が減り、掃除がしやすくなります。転倒によるけがの防止や、風通しをよくして住まいの傷みを防ぐことにもつながります。そんなふうに、暮らしやすくするための選び直しというわけです」素敵世代に多い片づけの悩みについて伺うと、
「まず多いのは、洋服にまつわる悩み。『まだ着られる』『高かったから捨てられない』などの声をよく聞きますが、大切なのは、いまの自分を素敵に見せてくれるかどうか。迷ったら、いまの自分が気持ちよく着られるかどうかを基準に考えてみましょう。
そして、写真や手紙などの思い出の品にまつわる悩み。これらは、捨てる・捨てないの判断をすぐにしなくてOK。時間と心に余裕があるときに少しずつ見直してみましょう。心が温かくなるもの、元気をもらえるものだけを選び、見返しやすい形で残すようにしましょう。
60代の自宅の片づけは、終わりの準備ではなく、これからの人生をもっと心地よく、自分らしく生きるための準備。気負わず前向きに、日常生活の延長として取り組んでみてください」
この記事のキーワード
Related
関連記事
-
【60代からの終活】介護が必要になったら?後悔しない「終の住処」の選び方と失敗を防ぐ見学のコツ【ファイナンシャルプランナー・畠中雅子さん監修】
-
【60代からの終活】「終の住処」はどう選ぶ?後悔しないタイミングと2回の住み替え術【ファイナンシャルプランナー・畠中雅子さん監修】
-
【60代からの終活】資産の整理はなにから始めたらいい?まずはおおまかに6つの項目をチェック!【司法書士・福村雄一さん監修】
-
【60代からの終活】これから先のお金の計画をどう立てたらいい?司法書士・太田垣章子さんに教わる!人生を輝かせるための終活の進め方
-
【60代からの終活】いつ、なにから始めてどう備えたらいい?「住まい」「お金」ほか考えておくべきこと4つをご紹介します!【司法書士・太田垣章子さん監修】






