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【60代二拠点生活】ハワイで骨折して気付いた!「好きなものだけに囲まれる暮らし」の豊かさ【リサ・ステッグマイヤーの二拠点生活Diary】

骨折で気づいたこと

「好きなものだけに囲まれて暮らしたい」

さらに今回の骨折で、もうひとつ意外な発見がありました。それは「好きなものだけに囲まれて暮らしたい」ということです。もちろん必要なものはあります。でも骨折して家で過ごす時間が増えたことで、本当に好きなものや必要なものだけがあれば充分なのではないかと思うようになりました。

比較的、家の中は片づいているほうだと思います。それでも骨折して行動範囲が狭くなると、いままで気にならなかったものまで目につくようになりました。この棚の中のもの、最後に使ったのはいつだったかな。この引き出しの中に入っているもの、本当に必要かな。そんなことを考える時間が増えました。

特に東京とハワイの二拠点生活をしていると、そのことを強く感じます。東京にもものがあり、ハワイにもものがある。便利な反面、それらを管理する時間や労力も必要になります。そんななかで、私がハワイ暮らしで便利だと感じるのが寄付文化です。

私自身の経験では、ハワイでは使わなくなった衣類や家庭用品などを受け入れてくれる団体が身近にあり、比較的気軽に手放すことができます。車で持ち込める施設もあり、私自身もこれまで何度か利用してきました。まだ十分使えるものだから、これからも誰かが使ってくれると思うと、気持ちよく手放すことができます。

若いころは、たくさん持つことが豊かさだと思っていました。でも年齢を重ねるにつれ、「管理しなくてはいけないものが少ないこと」もまた豊かさなのだと思うようになりました。今回の骨折は決して嬉しい出来事ではありませんでしたが、自分の体のありがたさを再確認し、暮らしを見直すきっかけを与えてくれました。治ったらまずは思いきりキックをして泳ぎたい。

そしてテニスですが……。こちらは少し時間をおいて考えようと思います。少なくともいまは、水泳だけで充分です。それまでは焦らず、少しずつものも見直しながら、東京とハワイの二拠点生活をいまよりもう少し身軽に楽しんでいきたいと思っています。

文/リサ・ステッグマイヤー

※素敵なあの人2026年9月号「東京⇔ハワイ リサ・ステッグマイヤーの二拠点生活Diary vol.06」より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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この記事を書いた人

リサ・ステッグマイヤーさん

モデル・タレント リサ・ステッグマイヤーさん

1971年、米国生まれ。13歳で来日し、知的な美しさとバイリンガルとしての見識を活かしてタレント、司会など幅広く活躍する。趣味は水泳、トライアスロン、芸能界きっての器好きでもある。

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