LINEだからこそ見えてくる、登場人物たちの本音
開演直後に、スクリーンいっぱいに映し出されるのはLINEのやり取り。舞台では文字入力する登場人物たちの姿が描かれます。文字入力の打ち間違いや書き直しもリアルで、登場人物の状況とLINEの文字が同時に追えるという巧みな演出。最大で4台のスマートフォン画面が同時に映し出されると、その展開を追うスピード感に、物語へ強く引き込まれていきます。

特に印象的だったのは、メッセージを書いては消し、感情を抑えながら言葉を選び直す、ノラや友人クリスティーンの様子。絵文字やスタンプも時には雄弁です。
LINEでは本音をぶつけながら、対面では平静を装う――現代的なコミュニケーションにも女性ならではの繊細な機微が感じられ、人物たちの心の動きが生々しく浮かび上がります。

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