本木雅弘さん主演、菅田将暉さんや吉高由里子さんはじめ、豪華キャストが集結した時代劇『国牢城』(こくろうじょう)が6月19日(金)より全国公開です。
原作は、直木賞はじめ数々の文学賞やミステリー賞を受賞した、米澤穂信の小説。黒沢清監督が初の時代劇に挑戦し、生きるか死ぬかの瀬戸際で謎解きに挑む戦国武将と天才軍師の姿を描き出しました。見どころを紹介しつつ、劇中に登場する「茶器」についても注目したコラムです。
目次
ストーリー
荒木村重(本木雅弘)は暴虐な織田信長に対して謀反を起こし、有岡城での籠城作戦を決行する。織田方の使者としてやってきた天才軍師・黒田官兵衛(菅田将暉)の説得にも応じず、官兵衛を牢屋に拘束。織田軍に囲まれて孤立無援状態の中、村重は場内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、妻・千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。
しかし場内ではある少年が殺される事件が起こり、その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内に居る身内や家臣の誰か。互い疑心暗鬼になっていく中、村重は幽閉中の官兵衛に助言を求め、共に謎の解決に挑む。
【見どころ1】名探偵コンビ誕生!?生きるか死ぬか、緊迫した展開が続く戦国ミステリー
謀反を起こし籠城した荒木村重への使者として、織田信長が送ったのが天才軍師・黒田官兵衛。その官兵衛を村重は殺さず、約1年間も幽閉していたということは史実ですが、その間に城内で起こった怪事件を2人で解決していくというミステリー部分はフィクション。でも、「もしかしてなにか似たようなことはあったのかも?」と想像力をかきたてられるストーリー展開です。
起こる事件は人の生死に関わるものですが、幽閉された状態で事件解決のヒントを出す官兵衛と、それを受けて解決に挑む村重の姿は、敵対する関係でありながらまるで名探偵コンビ。緊迫した会話劇と重厚な謎解き展開にしびれます。
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