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【60代エンタメ・舞台『リア王』発表会レポ】中村芝翫らキャストが語る傑作悲劇の魅力とは?「リア王は現代の家庭にも起こり得る物語」

『リア王』出演者 前列左からグロスター伯爵役・村田雄浩さん、リア王役・中村芝翫さん、ゴネリル役・松下由樹さん。後列左から演出家・井上尊晶さん、エドマンド役・大野拓朗さん、リーガン役・朝月希和さん、エドガー役・三浦涼介さん、コーディリア役・井上小百合さん

もうひとつの家族の悲劇──グロスター伯爵一家

グロスター伯爵役・村田雄浩さん

作品の中で、リア王の家族の顛末と並行して描かれるのが、グロスター伯爵家の物語です。

グロスター伯爵役の村田雄浩さんは、『リア王』の台本を読んだ感想を次のように語りました。

「もちろん哲学的で深い作品ですが、昼ドラや、私が出演していたドラマ『渡る世間は鬼ばかり』のような家庭劇にも思えました」

さらに、

「グロスター伯爵には息子がふたりいますが、実際の私はひとり娘の父親です。芝翫さんには娘について語れると思います。私は息子の育て方を教わりたいですね」

と続け、会場を和ませました。

エドガー役・三浦涼介さん

正妻の子であるエドガー役の三浦涼介さんは、意気込み十分。

「シェイクスピアというと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、先輩方の素晴らしいお芝居を間近で学びながら、精いっぱい努めたいと思います。とにかく、村田さんについていきます」

エドマンド役・大野拓朗さん

一方、野心に燃える庶子エドマンド役の大野拓朗さんは、

「悪役を演じる機会はこれまであまりありませんでした。今回は大いに暴れ回って作品をかき乱したい」

と意欲を見せ、さらに、

「石井美樹子さんの新しい翻訳を、井上さんがどのように立ち上げていくのか、演劇ファンのひとりとしても楽しみです」

と期待を寄せました。

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この記事を書いた人

杉村道子

編集・執筆 杉村道子

カルチャー系を中心にインタビュー記事を執筆しています。趣味は歌舞伎、落語、ミュージル、ストレートプレイに小劇場と、ひたすら雑食舞台鑑賞。年に何本見ているのか、最近は怖くて数えていません。

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