防災の日を機に、防災対策について改めて考えた方も多いのではないでしょうか。でも、具体的にどんな備えをしたらいいのか悩んでしまうことはありませんか?そこで、防災の第一人者・高荷智也さんに、生き残るために必要な防災対策やおすすめグッズなどを教えていただきました!
【基本】死なないための環境を作る対策
「命を落とさない」が最優先。
死なないための環境を作る対策を
いざ災害が起きたときに向け、どのような備えが必要なのでしょうか。基本的な防災の考え方について、備え・防災アドバイザーの高荷智也さんにお話を伺いました。
「日本は、地震や火災、水害、感染症など、さまざまな災害リスクを抱える災害大国です。だからこそ、防災対策は欠かせません。防災で最優先していただきたいのは、〝命を守ること〟です。防災というと、水や非常食、防災リュックなどのアイテムを思い浮かべる方が多いかもしれません。もちろん、こうした備蓄はとても大切です。
ただ、防災は『ものを買う』『備蓄する』だけでは充分ではありません。どれだけ水や食料を備えていても、災害で命を失ってしまっては意味がないからです。防災リュックを万全に準備していても、取りに行く前に家が倒壊したり、寝室で家具の下敷きになったりすれば、その備えを生かすことはできないのです。
まず考えていただきたいのが、『突然やってくる災害で、死なない準備ができているか』ということ。私はこれを『死なない環境作り』と呼んでいます。家が倒壊するリスクを減らせるか、家具の転倒や落下物から身を守れるか、安全に避難できる環境になっているかなど、命を守るための環境を整えることが防災の第一歩です。
死なない環境作りは、具体的には3つのステップで考えます。ステップ1は、災害が起きたときに命を落とさないための準備。これが前述した防災の第一歩で、最優先していただきたいことです。次のステップ2は、避難場所へ逃げるための準備。そしてステップ3は、被災後も生活を続けるための準備です。備蓄が重要になるのは、このステップ3です。それでは、それぞれのステップの具体的な対策について、詳しく見ていきましょう」
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