昔は当たり前だったことや見逃されていた行動が、いまでは法律違反になってしまうことがあります。具体的なケースやそれがどんな犯罪にあたるか、なぜいまと昔で違うのかなどを専門家に伺いました。トラブルを避けるためにも、この機会にぜひ知っておきましょう。
人々の人権意識の高まりにより 〝常識〟が変わってきている
日常のなかにある〝犯罪になってしまうかもしれない〟行動について、弁護士の小島洋祐先生と長谷川周吾先生にお話を伺いました。
「昔は問題視されなかったことや、『いいことではないけれど、これくらいならまあいいか』と見過ごされてきたことが、いまでは社会的な問題として扱われるケースが増えています。自分では悪気がなくても、思わぬトラブルにつながってしまうことも少なくありません」と小島先生。
その背景には、人々の人権意識が大きく変化してきたことがあるそう。
「年齢や性別、人が尊重される社会になりつつあります。以前は当たり前だった言動も『誰かを傷つけるかもしれない』『迷惑かもしれない』と考えられるようになりました」(小島先生)
「だからこそ、『昔からこうだった』『みんながやっているから』という理由で大丈夫だと思い込むのは危険です。これまでの常識が、いまでは非常識になっていることも珍しくありません」と長谷川先生。
「社会はこれからも変わり続けます。新しいルールやマナーを知り、自分の常識を少しずつアップデートして立場に関係なく、個々いくことが大切です。ニュースや新聞などで話題になっている出来事に目を向け、『なぜ問題になったのか』と考える習慣をつけましょう。知らなかったでは済まされない時代だからこそ日ごろから情報を取り入れ、自分の行動を見直す意識を持つよう心がけてみてください」(小島先生)。





