月刊誌『素敵なあの人』の公式ブロガーの日常を綴った素敵ブログ。
今回は、にいみりささんの長野松原湖への旅です!
東京から北陸新幹線で長野県の佐久平へ。新幹線移動はあっという間。だけど、そこから湖までが遠い。送迎車で、40分あまり。マイカーがないと行きにくい場所・・・と思ってました。
たどり着いたら、あまりにも美しくて、本当は教えたくない、広めたくないと思う程の湖畔。1泊2日、北八ヶ岳のふもと、湖畔のリゾート旅です。
目次
佐久平駅で見つけた「北斗の拳」とおしゃれなカフェ
佐久平駅に到着して、ホテルの送迎バスが来る前に小腹を満たそうと、駅近くのカフェへ。
最初に建物を見たときは、「あれは、住宅展示場よね?」とあやうく、通り過ぎかけました。
店内は、吹き抜けのリビングダイニングのような大空間。「GOOD HABIT」は、軽井沢で25年続いた紅茶専門店の味を引き継いだカフェです。紅茶とスコーンなどをいただきながら軽めのランチにしました。
ここ、実は、カフェでもあり、ショールーム。奥には、キッチンやリビングの展示もあります。
天井が高く大空間の店内。照明、キッチンカウンター、テーブルなど、こんなお家に住みたい、リノベしたい、インテリアの参考にしたいって思えてくる内装です。
スコーンや、紅茶が色々。棚の作り、壁面の通気窓がおしゃれ。
早めのランチタイム。
クロックムッシュと、スコーンを注文。
「GOOD HABIT」の壁面照明。コーナーのディスプレイが部屋のような雰囲気。
「GOOD HABIT」の入り口。カフェというより、大きなお家。
佐久平駅前では、もうひとつ気になるものを発見。「北斗の拳」のマンホールです。
なぜ佐久で北斗の拳?と思ったら、原作者・武論尊さんは佐久市出身。佐久平駅周辺には「北斗の拳」のデザインマンホールが設置されています。
佐久平駅前。
「北斗の拳」のマンホール。
佐久平から移動の約40分は、長野を知る旅だった
ホテルの送迎車に乗って、目的地の湖畔は、標高1,123m。当初、40分の移動は、長野を知る時間。運転手さんが、色々と見える景色を解説してくださいました。
車窓から見える景色は、田畑以外に、りんごの木々、途中生で食べるため栽培されているプルーンの木々。赤松の林の山。青空と変化する八ヶ岳の風景に見惚れて、40分はこれから始まる旅の期待に膨らみました。
小海町の町花 サクラドウダンツツジ
「え?」から一転。松原湖の景色にびっくり
車から見えた宿泊先が見えた最初の感想、一般民家の敷地に入ってしまったような気持ちになりました。ホテル玄関の手前の、生活感のあるお宅が視界に止まってしまい・・・、一瞬ですが、「え? ここにホテルがあるの・・・」と思ってしまって。
そんな不安も、送迎車を降り林の奥にある景色を前に吹き飛びました。視界に入る、森と湖。驚くほど、静かです。ここはどこ? まるで、海外の小さな湖畔リゾートのようです。
宿泊するホテルの前で。
湖畔の散歩道から見た、湖とホテル。
湖の名前は、「松原湖」。湖には、「わかさぎ」が住んでいます。実は、「松原湖」は、猪名湖、長湖、大月湖の3つの湖の総称。私たちが眺めていた一番大きな猪名湖を、一般に松原湖と呼ぶそうです。平安時代前期の地震による北八ヶ岳の山体崩壊で、その土砂が千曲川をせき止めたことで生まれた天然の湖です。
森に囲まれた湖は、風にゆらぐ木々の音と時折響く、鳥のさえずり、湖に流れ込む水の音、のほか、人工的な音が、何も聞こえません。静かです。
湖面に景色が映り込んだ、松原湖の景色。
宿泊先は、かつて登山者や釣り人、地元の方々に親しまれていた民宿「宮本屋」を受け継いだ、全7室のホテルです。木の温もりを感じるお部屋には、民宿時代から受け継がれている柱が、当時の名残として、デザインとして残っています。
ホテル玄関前。「HOTEL MIYAM」という名前。
キーが、懐かしい、「鍵」タイプ。
北欧と和を組み合わせたスタイルの客室。民宿時代の木の柱が、アクセントに。
浴室からも湖が見えます。追い焚き機能がついていて、お家のお風呂みたい。
森を歩く30分。森林セラピーで、知らない植物が次々と
チェックイン後は、ホテルのおすすめで、森林セラピーに出かけました。
植物に詳しい「森の案内人」と松原湖周辺を歩くプチセラピーです。
松原湖の景色。小ぶりな湖の周りは森。歩くごとに、景色が変わります。
「森の案内人」から、プチレクチャーを受けます。
湖には、ワカサギ釣りのための桟橋があります。(一般の方の立入りは禁止)
葉に触れたり、香りを嗅いだりしつつ、神社や、古木の道をまわること約30分。締めくくりは、湖畔のテーブルで、「森の案内人」の方が用意してくださったハーブティーと、ドライフルーツをいただきました。都会で聞こえる雑多な音も、立ち並ぶ建物も、電線もありません。贅沢な時間でした。
どこを散歩したらいいのか、何が周囲にあるのかがわかります。
3つに割れた葉っぱは、クロモジ科「ダンコウバイ(檀香梅」」:特別に葉っぱを一枚いただきました。両手で葉っぱを挟んで、叩いてみると、スパイシーで爽やかな香りがします。
湖畔と、宿泊先のホテルが見える場所で、ティータイム。
私たち以外、人影がありません。
プチセラピーで、いただいた葉っぱをコースターにして。「ダンコウバイ(檀香梅」の葉です。
映画『君の名は。』にもつながる、松原湖の風景
森を歩いてホテルへ戻り、ライブラリーを見ると、新海誠監督の著書が置かれているのに気づきました。
新海監督の本と、ホテルのパンフレット。
映画『君の名は。』。見たことありますか? 実は、新海監督は、ここ小海町の出身です。
映画に登場する糸守町は架空の町ですが、新海監督は、主人公「三葉」が暮らす山間の風景には故郷・小海町の記憶が色濃く入っていると語っています。さらに、糸守湖の「初期のイメージ」は、小海町高原美術館近くの松原湖や大月湖だったことも、監督自身が明かしています。
「君の名は」は好きな映画ですので、聖地巡礼ができた気分。ホテルのライブラリーに新海監督の本が並んでいた理由にも納得です。映画をもう一度観たくなりました。
湖のほとりにある神社で。
林の奥にあるので、案内がなければ、神社があることに気づきませんでした。
「君の名は」に関連があると思うと、見え方が変わります。
地元の方が通う「八峰の湯」へ
プチセラピーのあと、小海町にある温泉「八峰の湯」へ。八峰と書いて、「やっほー」と読みます。「やっほーの湯」です。
「八峰の湯」は、松原湖よりさらに高い標高約1,270m。つばめや、トンボの飛び交う露天風呂からは、八ヶ岳が望めます。源泉かけ流しの温泉です。観光客向けの温泉というより、地元の常連らしい方が多いように感じました。温泉に入って湯上がりは肌がすべすべに。やみつきになる温泉です。
八峰の湯外観:源泉掛け流しです。外には足湯もあります。
温泉施設の向かって右隣にある、顔はめのコーナー
夕食も松原湖を眺めながら
ホテルへ戻り、夕食。テーマは「湖畔のスローテロワール」。
土地の個性を、地元のものを食材をメインにいただくメニューです。
窓の外を見ると、松原湖が夕方から夜へと変化していくのが見えます。
お料理がおいしいのはもちろんですが、目の前の景色もごちそうでした。
木のオブジェの上に乗っているのは、シュー生地に焼きなすを詰めた前菜です。
酵母の泡 龍眼:日本酒のような瓶ですが、スパークリングです。
地どれ野菜が、葉っぱのブーケに。そのまま手に持ってかぶりつきます!
山の恵み:信州鹿
豆腐と地元の山菜などがのっています。色鮮やかなドリンクはローゼル×オレンジ。
暖炉の前で信州のワインをいただく湖畔の夜を
食後は暖炉の前へ。ナイトキャップで、ワインでくつろぎました。
ぱちぱちと爆ぜる炎を見ていると、落ち着きます。
松原湖の夜空を見に、玄関の外にも出てみました。外はホテルのあかりの他はなく、真っ暗です。晴れた日には湖の上に、満天の星空が見えるそう。湖の夜空を見るために、ここにくるのもありですね。
暖炉の前で、ルームウェアでリラックス。
チーズの盛り合わせと、チーズケーキ。
ホテルの灯り以外、外は真っ暗です。
ブックラウンジにあるアメニティーコーナーのアロマ。就寝用に枕元へ。
湖畔の旅、2日目に続きます。
【初日に訪れた場所】
■HOTEL MIYAM(ホテル ミヤム)
長野県南佐久郡小海町豊里4779-1
松原湖畔に佇む全7室のホテル。
■Restaurant OTO
HOTEL MIYAM内。
小海町や南佐久地域の食材を中心に取り入れた料理がいただけます。
■GOOD HABIT
佐久平駅近くで、紅茶とスコーンを楽しめるカフェ。
(リノベーションスタジオ RENOEL内)
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