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【60代ヘルスケア】食べているのに体重が減る…その原因は?病気やフレイルの可能性も【医師監修】

60代になり「気づいたら体重が減っていた」「食事量は変わらないのに、服がゆるくなった」などの変化が起こっていませんか? ダイエットをしているなら嬉しい変化ですが、意図しない体重減少はフレイルや病気が隠れていることがあるため注意が必要です。意図せず急な体重減少が起こる原因や、今日からできるセルフケアを紹介します。


急な体重減少が起こる原因

急な体重減少が起こる原因

60代の急な体重減少は、食事量の減少だけではなく、からだの内側の変化が関係していることがあります。急な体重減少が起こる主な原因をみてみましょう。

【1】栄養不足

偏った食生活が続いていたり、食事を簡単に済ませる日が続いたりしていると栄養不足になり、体重減少につながることがあります。

60代になると、食が細くなって若い頃より食事量が減りがちです。食べる量そのものが減ることで必要なエネルギーが摂取できず、体重減少につながります。その結果、活動量が減ってさらに食が細くなり、栄養不足になるといった悪循環に陥り、フレイルにつながりかねません。

また、食事量が減っているのに仕事や運動、外出などの活動量が変わらなければ、エネルギーの消費量に対して補給が追いつかず体重が落ちることもあります。

【2】胃腸の機能の低下

胃腸の機能が低下し、食べたものを十分に消化・吸収できないことで、食事量が変わらなくても体重が減る場合があります。胃腸機能の低下は加齢による影響だけではなく、自律神経の乱れによっても引き起こされます。

体重の減少だけではなく、食欲不振や胃もたれ、腹痛、下痢などの不調が続くときは、「年齢のせい」と決めつけず胃腸を労わることが大切です。

【3】病気の影響

病気の影響で体重が減少していることもあります。

たとえば、糖尿病では糖の取り込みに関わるインスリンの働きが低下して尿糖が出て、結果的にエネルギー不足になり体重減少につながることがあります。また、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症も体重減少が起こる病気のひとつです。

胃がんなどの悪性疾患や、食欲低下を伴ううつ病が関係している可能性もあります。

半年で体重が5%を超えて減った場合や、6~12カ月で4.5kg以上体重が減った場合は病気が隠れている可能性があるため医療機関に相談しましょう。(※1)

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教えてくれたのは

都内大学病院、KDDIビルクリニックで循環器内科および内科に在勤。総合内科専門医・循環器内科専門医・日本睡眠学会専門医。産業医として企業の健康経営にも携わる。

自身の妊娠・出産、産業医の経験を経て、予防医学・未病の重要さと東洋医学に着目し、臨床の場でも西洋薬のメリットを生かしながら漢方の処方を行う。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行う。

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