自分と家族の安心な未来のために始めたい終活。その基本を、専門家の解説のもと紹介します。
今回は、「終の住処の選び方」後編。いずれ自分に介護が必要になった場合についてお伝えします。
今回のテーマ ▶終の住処の選び方《後編》
介護の手厚さを重視してぜひ早めのリサーチを
前回に続き、終の住処を見据えた住み替えについて、高齢者の住まいに詳しいファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんにお話を伺いました。
「今回は、介護が必要になった場合を想定した住み替えについて。将来、ケガや病気で入院し、それをきっかけに介護生活へ移行したり、認知症になったりして、住まいの見直しが必要になる可能性があります。
元気なうちは趣味や生活様式を重視することがポイントでしたが、介護が必要になった場合は介護サービスの充実度が優先され、24時間365日対応できる施設が現実的な選択肢となります。
施設選びは、具体的な支援体制を知っておく
いざ施設を探そうと思ったき、データでの情報収集ももちろん大切なのですが、それだけに注力していると〝リサーチ疲れ〟で意欲が薄れてしまうことも。データで見るだけでなく、ぜひ施設まで実際に見学に行ってみてください。
どの施設に行ったらいいかわからない場合は、まずは自宅の近くにあるところから。そこで、『ここで自分が生活するんだ』という視点で、雰囲気を確認してみましょう。
また、よくある施設選びの失敗談に『医療対応を確認していなかった』ということがあります。その施設が病院とどう連携しているか、いざというときにどういう対応をしてくれるかなど、具体的な支援体制を知っておくとよいでしょう。
一言で施設と言っても、目的やサービスの手厚さはさまざまですし、希望してもすぐに入れない施設もあります。早いうちから情報収集を進めて、将来に備えていただきたいです」
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