冷房病の原因

冷房病の主な原因は、からだの冷えと寒暖差です。長く冷房に当たるとからだの熱を逃がさないよう血管が収縮し、血流が滞りやすくなります。さらに、筋肉がこわばって、肩こりや頭痛が起こりやすくなるのです。
また、屋外との温度差が大きい場所を何度も出入りすることで自律神経に負担がかかることも冷房病を招く要因のひとつです。自律神経が乱れると胃腸の働きにも影響して食欲不振や腹痛、だるさ、やる気の低下などにつながりやすくなります。
冷房病を防ぐためのセルフケア

冷房病対策は、冷房を我慢することではありません。熱中症を防ぐためにも冷房を上手に使いこなしながら、冷えすぎない環境づくりとからだを冷えから守ることが大切です。
【1】冷房の使い方を見直す
冷房の温度は下げすぎず、室内で過ごす場所の温度を確認しながら調整しましょう。
設定温度が低すぎると外との寒暖差が大きくなり、出入りのたびにからだに負担がかかります。扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させると、設定温度を下げすぎなくても涼しさを感じやすくなります。
冷たい空気は下にたまりやすいため、風向きは上向きにし、冷風が首や肩、足元などに直接当たらないようにしましょう。
【2】衣服などで冷えを防ぐ
外出先やお店など自分で冷房をコントロールできない場所では、羽織りものを一枚持つ習慣が役立ちます。
薄手のカーディガンやストール、ひざ掛けを使い、からだを冷やさないようにしましょう。
足元が冷える場合は、締めつけすぎない靴下やレッグウォーマーを選ぶと快適です。
【3】入浴時にはお湯に浸かる
暑い日はシャワーで済ませたくなりますが、冷房で冷えた日はぬるめのお湯にゆっくり浸かるのがおすすめです。
入浴にはからだを温めるだけではなく、水圧や浮力の作用によって血流を促したり筋肉の緊張をゆるめたりする効果も期待できます。
入浴によって心身をリラックスさせると自律神経も整いやすくなります。のぼせやすい場合は無理をせず、入浴前後に水分を摂り、額に汗がにじむ程度で切り上げましょう。
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