理想的な寝姿勢をキープできる枕の選び方
次は枕の選び方を教えていただきました。
まず知っておきたいのが、「理想的な寝姿勢」。まっすぐに立った姿勢をそのまま横にした状態がこれに当たります。
「枕の役割は、理想的な寝姿勢を保つことができるよう、首とベッドの隙間を埋めること。首のカーブは人によって異なるので、まずは自分のカーブの深さを確認する必要があります」と鈴木さん。ということで、専用測定器で測っていただきました。


fumiさんは「22㎜」。数値から見ると、低めの枕が合うと考えられるそう。
ただし、枕のサイズはカーブの深さだけでは判断できません。鈴木さんによると「背中の筋肉のつき方などでも変わってくるので、この数字だけでなく実際に寝てみる必要があります」とのこと。
寝た状態の姿勢を確認し、
①首のしわがない高さ
②目線が真上から5度ぐらい斜め下を向いた角度になる高さ
の2つを確認していきます。

自分に合った高さの枕を試したfumiさんは、「いつも使ってる枕よりも低い!」と驚いた様子。仰向けと横向きのどちらを試してもストレスのない姿勢であることにも感動していました。
試しに少し高めの枕も試してみたところ、肩の後ろに隙間ができてしまい、「目をつむれないぐらい体勢がきついです!」と違和感がある様子。複数試すことでより自分に合う高さの納得感が増した様子でした。
鈴木さんは枕選びの際には「子どもの頃にどんな枕を使っていたか」もヒアリングするといいます。
「昔から使っていた枕の感触と同じものを好まれる方も多いためです。硬いそば殻タイプの枕を使っていた方は硬めの枕が好きなことが多いですね。そのため、様々な枕を試したうえでいちばんリラックスできたものを選ぶのもポイントです」(鈴木さん)
寝ている間も安定!おすすめパーツ分割枕2選
先ほどマットレスの買い替えどきは10年程度というお話がありましたが、枕はもっと短く、一般的に1~3年ほど。マットレスよりもよりこまめに見直しが必要になります。
そのときどきに合ったものを選ぶ、といっても、枕の種類は形も素材も多種多様。どれを選んだらいいのかわからなくなるほどたくさんあり、悩んでしまったことはありませんか?今回は、枕の専門ブランド「ロフテー」の枕から、安定した寝心地のおすすめ枕2選をご紹介します!
5つのパーツを連結!「5(ファイブ)セルピロー」

5(ファイブ)セルピロー ¥27,500~/ロフテー
「5(ファイブ)セルピロー」は中身が5つに分割されていて、中央の部分は頭の丸い部分がのるために低め・首の後ろが当たる部分は頸椎を支えるため少し高め・サイドは横向きになった時の腕の圧迫を防ぐために高め、とそれぞれ微妙に高さが異なります。
4段階の高さがあるほか、中身の素材はふんわり柔らかいファイバーボールから硬めの剛炭パイプまで6種類から選べるので、好みの枕が見つかりそう!
二層構造でより寝返りがスムーズ!「9(ナイン)セルピロー」


9(ナイン)セルピロー ¥49,500/ロフテー
「9(ナイン)セルピロー」はさらに細かい9分割になっています。場所により高さが微妙に異なる点は同じですがパーツが細かくなった分、段差が少なく滑らかなるので寝返りの際の負荷がより少ないのが特徴です。さらに肩口が肩に沿ったカーブ状になっているのでフィット感もあります。
5段階の高さがあるほか、中身の素材は硬めのエラスティックファイバーと柔らかめのクッションファイバーから選べます。
どちらの枕も洗えるので、きれいな状態をキープしながら使い続けられるのも魅力です。
寝具選びを終えて……
fumiさん睡眠時間は1日の中でも約1/3もの時間を占めるのに、睡眠の質を左右する寝具の選び方について今までよくわかりませんでした。
今回、プロの方に自分に合った寝具を見て頂きながら、いくつか比べて試すことで自分に合うもの・合わないものをより実感することができました!
特にエアウィーヴの商品は自分の体形や体の状態の変化に合わせて都度パーツの組み換えができること、通気性がよく洗えるため、清潔を保てるところがとても魅力だと感じました!
なかなか自己判断ではぴったり合う寝具を選ぶのは難しいもの。睡眠の質をよくするための寝具は、専門知識を持ったプロの方に見てもらうのがおすすめです!
エアウィーヴ https://airweave.jp/
ロフテー https://lofty.co.jp/
撮影・文/松本果歩
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