毎日食べたくなる、季節に寄り添ったごはんを、「薬食同源(食べることは心と体を育む)」の考え方をもとに料理を提案する、料理家の李映林さん、コウ静子さん親子に教えてもらいました。
麦ごはん×野菜で作る体が喜ぶ、ヘルシー料理
「“ポリパッ〟は韓国語で“麦ごはん〟のことを指し、ナムルやコチュジャンなどと一緒に混ぜて食べることが多いメニューです。ビビンバとは違い、ごはんとおかずを別々に盛るので、自分の好みに合わせて食べ方をひと口ごとに変えられるのも魅力。サンチュやえごまの葉などの葉野菜で包んで食べれば、野菜もたっぷり摂ることができます。
わが家では、麦ごはんとナムルに“野菜みそ〟をプラスするのが定番で、みそのコクに煮干しの旨みと野菜の甘みが加わることで、食べごたえがグッと増してヤミツキになるおいしさに! 野麦ごはん×野菜で作る体が喜ぶ、ヘルシー料理菜みそは、麺と和えたり、おむすびの具にしたりするのもおすすめなので、多めに作って常備しておくと重宝しますよ。
ナムルを作るときは、素材ごとに調理をするのがポイント。火の通り具合が素材によって異なるため、別々にナムルを作ることで、それぞれの持ち味をより一層引き出すことができます」
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