これまでのシニア層とはセンスも価値観も大きく異なるいまの60代。“新しい大人世代”としてどうありたいか、日々修行中のイラストレーター植草桂子さんのエッセイ。
今回は「お風呂上がりの滝汗をどうにかしたい!」のお話です。

日本の夏は長い。長くなってしまったのだ。地球温暖化はとどまることなく、この季節は私の汗も流れるばかり。
更年期以降、汗をかきやすくなった。ホットフラッシュというより、少しでも暑いおもいをすると、大汗をかいてしまう。かかりつけ医に相談しても「もう更年期は終わったよね」と言われ、そんなこたぁ、わかってるわ! という叫びを堪えて、男性医師に相談したことがそもそも間違いだったことを知る。(ごめん、私の偏見かもしれない)
同年代の友人たちはこの大汗の話に共感してくれる。少し上の諸先輩に言わせると「そのうち冷えに変わるわよ」とクールな答えが返ってくる。夏でもパジャマの下にレギンスとレッグウォーマー着用で寝るんだそうな。それはそれで大変だな。
夏場は入浴後、滝のような汗が出てしまう。なんならもう一度頭からシャワーを浴びたいくらい。私はいつもベッドに入る直前が入浴タイムだ。汗が引くまでなかなか寝つけないので、結局就寝時間がどんどん遅くなってしまう。これは悪循環だと自覚はしているのだけど…汗。(ほら、また汗よ)
年齢とともに体は変わっていく。老化の過程なのかもしれないが、それなりに楽しく快適に過ごすことが大事。この長い夏、いかにお風呂上がりを涼しく過ごすか。目下、あの手この手で模索中。
イラスト・文/植草桂子
※素敵なあの人2026年9月号「植草桂子の気分だけでも大人修行 vol.35」より
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