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【60代シミ取り】シミ取りレーザー後にまさかの色素沈着…その経過と学んだこと【植草桂子の気分だけでも大人修行】

これまでのシニア層とはセンスも価値観も大きく異なるいまの60代。“新しい大人世代”としてどうありたいか、日々修行中のイラストレーター植草桂子さんのエッセイ。
今回は「シミ取りレーザー」のお話です。


いままで何度かシミ取りレーザーを受けた事がある。それなりにさっぱりして満足してきた。で、この冬、欲張ってシミ取り放題なる施術を受けてみた。ところが今回は、炎症後色素沈着という副反応が出てしまった。

これはレーザー後のカサブタが取れて「やった! シミがなくなった!」とぬか喜びした数週間後にレーザーを打ったとおりに色素沈着が起こるというもの。要するに火傷跡。今回シミ取り放題だもの、痛いの我慢してどんだけ打ったか! 私の顔はダルメシアン模様になってしまった。

私はもともとメラニンが多いタイプ。いわゆるオークル系ファンデーションを選ぶ肌色。この炎症後色素沈着というのは白人がシミ取りレーザーを受けても起こらないという。だが私のような肌色タイプのアジア人は要注意らしい。

それにしても、すごくショック。なんで今回に限ってこんなことになったの? なんせレーザー後の皮膚はバリア機能が低下するから、紫外線が大敵。もちろん紫外線の強い季節でも施術は可能だけど、その場合は徹底したUV対策が必要だそう。だからわざわざ紫外線の弱い1月を選んで2月にはウキウキのはずだったのに、もう夏じゃない!

考えてみると、以前は美白用のサプリを飲んでいた。でもこの1年ほどは飲まなくなってしまったのだ。レーザーを受けたクリニックでも施術後のサプリや美白クリームなどを勧められたけど、お高いもの勧めてるだけなんじゃないの? と、たかを括って必要なもの以外は断ってしまった。要するになにも対策なしでレーザー打っちゃいましたってこと。必要だったのね、アレ。

結局、私はこの副反応が出てから慌てて美白用サプリ2種類を飲み、口コミで高評価の美白美容液とハイドロキノンの重ねワザでメンテナンスする羽目になった。この炎症後色素沈着が治るまでには数か月かかるらしいから、その間ずっとサプリや美白化粧品などに頼ることを考えると、お買い得と思ったシミ取り放題がとても高いものになってしまった。それになによりもダルメシアン顔で数か月過ごすのは辛い。

シミ取りレーザーは簡単で効果も高いけれど、ちょっとした注意も必要。シミができやすい私は、たぶんこの後もレーザーに頼ることがあるに違いない。でも次回からは万全の準備をしてから受けなくちゃ、と思った。

イラスト・文/植草桂子
※素敵なあの人2026年8月号「植草桂子の気分だけでも大人修行 vol.34」より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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この記事を書いた人

植草桂子さん

イラストレーター 植草桂子さん

主に暮らしまわりのイラストエッセイを女性向けに展開。近茶流で日本料理を10年習った経験から、最近では茶懐石や食のイベントも手がけている。ライフワークとして介助犬育成のボランティアとしても活動。

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