【CASE8】家族が体調不良なので、ひとまず私の薬を分けよう
たとえ家族であっても自分用の医療用薬品をあげるのはダメ!
「家族が熱を出したから自分が病院でもらった薬を分けてあげる。家庭内では、ついやってしまいがちなことかもしれません。しかし、これも法律上の問題、そして思わぬ健康被害につながる可能性があります。
医師から処方された薬(医療用薬品)は、その人の年齢や体質、持病、服用中の薬などを考慮して処方されたもの。同じ症状に見えても、別の人には合わず、副作用や症状悪化を招く恐れがあります。処方薬は本人が使用することを前提としているため、家族であっても安易に譲り渡してはいけません。処方薬を継続的に何度も譲渡したり販売したりすると、『薬機法』違反に問われる可能性があります。
また、不眠症や不安症などで処方される一部の向精神薬は特に厳しく管理されており、『麻薬及び向精神薬取締法』違反に該当することも。家族だから問題ないと自己判断せず、市販薬の活用や医療機関、薬剤師への相談を優先しましょう」

繰り返し処方薬を他人にあげると「薬機法第24条」違反に、薬の種類により「麻薬及び向精神薬取締法」違反で罪に問われます。
イラスト/熊野友紀子 文/平井薫子
※素敵なあの人2026年9月号「60歳からの「犯罪かもしれない図鑑」」より
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