母の着物を自分色にアップデート!ちょっとはずしていまっぽく着こなす和装スタイル

大谷りえ子さん 66歳
パンディレクター
この日は『素敵なあの人』と『大人のおしゃれ手帖』が主催する「素敵な大人のごきげんフェス2026」に参加していた大谷さん。
「普段はパンディレクターとしてアクティブに動くことが多いため、パンツスタイルが定番です。 ただ、母が亡くなった後、『母が遺してくれた着物に袖を通したい』という思いから着付けを学び、今では茶道のお稽古などにも着物で出向くようになりました。 流行に左右されすぎず、受け継いだものを大切にしながら、今の時代に馴染む『現代風のアレンジ』を加えるミックススタイルを楽しんでいます」

この日は、お母さまから受け継いだ淡いピンクの付け下げを主役に、現代の感性でアップデート。袖丈の微妙なサイズ感は、袖丈が調整できる長襦袢を選ぶ"裏技"で解決するという賢さも、着物上級者ならでは。「私は、長襦袢の襟にうっすらと柄が入ったものを選び、顔周りにさりげないニュアンスを加えるなど、細部に自分なりのこだわりを忍ばせるようにしています」

帯は古典的な菊模様の名古屋帯でしっかりと格を添えつつ、帯締めは上野の老舗「道明」の手組みという本物志向。「手組みの技が生み出す締め心地の良さは、一度知ると手放せない憧れの逸品です」

バッグはあえて和装用を外した遊び心のあるアイテムで現代エッセンスをプラス。「質感やデザインが今っぽさを演出していますが、色合いを着物にあわせて全体的に浮かないバランスのものを選びました」
コーデアイテム&ブランド
着物/母から受け継いだ付け下げ、帯/名古屋帯、帯締め/道明
撮影・文/見学裕巳子、寺倉玲子、松田奈緒、森岡陽子
※この記事は、「素敵なあの人Web」に掲載された記事を再編成したものです。
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