まだまだ厳しい残暑が続きそうな今年の夏。体は熱いのに手足は冷えているなんてことはありませんか? 実はそれ、夏ならではの生活習慣が引き起こす血行不良が関係しています。そこで、温活ドクターとして知られる石原新菜先生に、血行不良を改善する3つの生活習慣を教えていただきました。いますぐ暮らしに取り入れて冷え知らずの体を目指しましょう。
夏こそ滞りがちな血流の改善方法を知っておくと◎
「生活する中で気をつけたいこととして、室内での過ごし方があります。“夏=暑い”というイメージから、クーラーが効いた室内でも過剰に冷たいものをとったり薄着をしたりしがちですが、それが落とし穴。
熱中症予防のためにクーラーは使ったほうがいいのですが、その分、服装や入浴法など冷えないようにする対策が必要です。また、漢方を使うのもおすすめ。漢方の多くは、自然治癒力を助けて血のめぐりをよくする働きを持っています。どれを飲んだらいいか迷った場合は、医師や薬剤師に相談してみるとよいでしょう」