「最近ちょっと血圧が気になる」「家族や友人に高血圧の人が多い」。そんな風に感じたことはありませんか?
じつは、日本人の3人に1人は高血圧といわれます(※1)。また、高血圧は加齢とも深い関係性があり、現在高血圧ではない人も、決して無関係な話ではありません。
そこで、高血圧の原因や、高血圧を予防・改善するための生活習慣についてご紹介します!
60代の血圧の基準範囲は?どこからが高血圧?
血圧に年齢ごとの基準値というものはありません。30代でも、60代でも、基準値は同じです。
正常な血圧の目安は、病院の場合120/80mmHg未満、家庭の場合115/75mmHg未満です。そして、高血圧の具体的な判断基準は、病院の場合140/90mmHg以上、家庭の場合135/85mmHg以上となっています(※2)。
なぜ病院と家庭で基準が異なるのかというと、診察室では緊張により自律神経が乱れ、通常よりも高い血圧になってしまうからです。これを「白衣性高血圧症」といいます。