60代の肌には老化細胞が居座り続ける
「人間の体には数十兆個の細胞があります。生まれたての赤ちゃんの体には老化細胞が極めて少ないのですが、年齢を追うごとに増えていき、個人差はあるものの、加齢した体には老化細胞が多く蓄積されていると考えられます」
人間の体には、細胞がダメージを受けたとき死に導かれ、取り除かれる「アポトーシス」というシステムが備わっています。
「若い肌では線維芽細胞が重篤なダメージを受けると、アポトーシスを引き起こすサインが細胞の中に広がって、アポトーシスが誘導されます。するとダメージのある細胞は死んで除かれ、新しい細胞が生まれて入れ替わります。ところが加齢した肌では、線維芽細胞がダメージを受けてもアポトーシスが誘導されないので、細胞の老化が進み、老化細胞が蓄積していってしまいます」。
そして居座った老化細胞はエイジングサイン出現の元に。細胞が老化するいちばんの要因と考えられるのは、歳をとること=加齢。そのほか紫外線などの外的要因、生活習慣、遺伝的要因も関係している可能性があるとか。






