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【60代ファッション】頑張り過ぎたメイク&ファッションに要注意! 同窓会で一目置かれる“ほどほど”のおしゃれとは?【石川三千花さん・エッセイ】

同窓会など、特別な場でのおしゃれ具合の問題、難しいですよね。
頑張り過ぎても気を抜き過ぎてもNG! 三千花さんからの素敵なアドバイスをぜひ参考に!


卒業してからしばらくぶりで旧友たちと会う同窓会や、同年輩の友人たちとおしゃべりを楽しむ会。こんなとき、会場によっては中々に難しい服装問題がある。老けてダサいおばさんに見られるより、おしゃれで若々しく見られたいと思うのは、いくつになってもある女心。いいと思いますよ。

ところが、その思いが強過ぎて、つい頑張り過ぎて大失敗ということもあるのです。まずやりがちなのは、メイクアップに力が入り過ぎて厚化粧になるパターン。とりあえずファンデーションの厚塗りで、いろんな加齢ダメージをカバーしようとするのはNGです。しょぼくなった目元へのやさしいアイラインと眉毛の補強のほかは、強い色みを使わないほうがきれいに見える。くれぐれも若いころに流行った、紫がかったビビッドなピンク色の口紅など使わぬようにお願いしたい。

洋服でいえば、ラブリー&黒服は危険です。おしゃれとはゴージャス感が増し増しの装いだと勘違いするのは、時代錯誤。ひらひらレースの洋服にコサージュなんぞつけたら、楳図かずおの漫画に出てくる洋館に住む令嬢か?! になってしまう。怖いですね〜。黒い服はシックで細く見える、というのも大きな間違い。そこにパールのネックレスなんぞつけたら、葬式か?! ということに。葬儀場に案内される前に、黒服はやめておいた方が無難です。実際、年配になってからは顔もくすんでくるから、黒服を美しく着るのは高難度なのです。

それから、派手色の大柄プリント服もやばいです。華やかさとケバさは別もんですから。ここまでは勘違いのゴージャス感ですが、逆にカジュアルスタイルの方が若見えだとばかりに、いきなりシンプルなTシャツをボトムアウト(インにすると、出っ張ったおなかが丸見えなので)にして、そこらのスーパーにでも行くようなかっこうで出席するのは、かなりビンボーくさい。最近は年配者もスニーカーを履くようになりましたが、くれぐれも汚れてくたびれたスニーカーはやめていただきたい。

気張りすぎはかえって野暮ったい!

では、さりげなくおしゃれに見えるファッションとはなんなのよ、ということになるが、ズバリ①に清潔感(ヘアやシューズは特に)②にシンプル③にトレンド感を取り入れる。つまり、シンプルだけでは持たないところもあるので、ちょっとした流行りのものを取り入れるのがコツなのです。

アクセサリーなどの小物、色、アイテム、たとえばワイドパンツやボウタイのブラウスなどで“いま”を感じさせる。そして、まずは全身を鏡で見て、バランスをチェックすることから始めましょう。

イラスト&文/石川三千花

※素敵なあの人2026年9月号「石川三千花の素敵とそれなりの間にはvol.74」より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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この記事を書いた人

石川三千花さん

イラストレーター&エッセイスト 石川三千花さん

映画、ファッションについて独自の観点からイラスト+エッセイを展開。著書に『石川三千花の勝手にオスカー』(集英社)、『勝手にシネマ・フィーバー』(文藝春秋)など多数。

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