楽しく生きてこそ人生よね
加賀 五木ひろしさんのロボット、最高の発見よね。
コロッケ ものまねをエンターテイメントにしたいと思って考えました。まねしようと思ったら、テレビで見て、観察して、どんな人か想像します。例えば、福山雅治さんは大泉洋さんと一緒だと自分をさらけ出す。
加賀 「洋ちゃーん。僕ぐらいのスターになるとね」って(笑)。
コロッケ そうそう。「洋ちゃん、空港で特別室に行ったことある?」「いや、ないですね」って大泉さんが答えると、「そーお?」というやり取りは漫才ですよ。
加賀 ほんと、いいコンビよね。
コロッケ 田中邦衛さんは、『若大将』(61年~)は早口でした。でも『北の国から』(81年~)は、しゃべる前に考えてスローモーションのような感じで、「……熊が出た」って。熊が出たのなら、早く言おうよって(笑)。
加賀 (笑)。あなたは単独コンサートで「いのちの理由」は必ずお歌いになりますよね。
コロッケ はい。さだまさしさん作詞作曲です。僕はコンサートで最後に1曲だけまじめな曲を歌いたくて直談判しました。僕の人生の話から、お客様に伝えたい気持ちなど3時間ぐらい歌いたい理由をお伝えして。
加賀 生まれてきた理由を書いたいい歌詞。聴いてて伝わるわ。
コロッケ 嬉しい!ものまねも歌も楽しんで生きてます。
加賀 なによりです。日常のさまつなことも楽しむの!一所懸命、楽しく生きて、棺桶、入りましょう(笑)。
「誰もやっていないものまねを考えていると楽しくて朝になってしまいます(笑)」

Profile 加賀まりこさん
俳優。1943年東京・神田生まれ。高校生のときに スカウトされ、映画デビュー。類のない美しさと高 い演技力で、映画、テレビ、舞台などで俳優として 活躍。映画『泥の河』や『麻雀放浪記』、NHK 大河ド ラマ『毛利元就』『江~姫たちの戦国~』など出演作 多数。2026年秋スタートの連続テレビ小説『ブラ ッサム』(NHK)に出演予定。
Profile コロッケさん
お笑い・ものまねタレント。1960年生まれ、熊本県出身。80年、NTV「お笑いスター誕生!!」でデビュー。TV・ラジオ等に出演するかたわら、全国各地でのものまねコンサートや大劇場での座長公演を定期的に務める。ものまねレパートリーは300種類以上となり、エンターテイナーとして常に新境地を開拓。永年にわたり、ものまねタレントとして芸術文化の振興に貢献したと功績が認められ、2014年文化庁長官表彰を受賞。そして、16年2月「ものまねタレントの代名詞的な存在になり、唯一の特徴をデフォルメする独特のパフォーマンスはピカソの領域にまで達した」と「第16回ビートたけしのエンターテインメント賞 日本芸能大賞」を受賞した。
撮影/下村一喜 スタイリスト/飯田聡子(加賀まりこさん) ヘア&メイク/野村博史(加賀まりこさん) 文/小西恵美子
※素敵なあの人2026年7月号『まりこサロン Vol.17 俳優:コロッケさん×加賀まりこさん』より
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