インフルエンザ対策3選
ここからは、インフルエンザの予防に効果的な方法を3つご紹介します。
【1】免疫力を高める生活をする
日常的に免疫力を高めておくことで、ウイルスに対抗する力を身につけられます。
まずは、からだを温めることが大切です。からだを冷やしてしまうと免疫細胞のはたらきが低下するので、おなかや脚を温め、お風呂はシャワーで済まさずに湯船にきちんと入りましょう。
また、免疫機能を高めるビタミンや栄養素を摂りましょう。ビタミンAとビタミンCは鼻の粘膜機能の維持に、ビタミンDは免疫細胞の活性化に役立ちます。そして、免疫細胞の材料になるタンパク質も忘れずに摂取しましょう。
<免疫機能を高める食材>
・ビタミンA
レバー、バター、卵黄、ニンジンなど
・ビタミンC
パプリカ、ブロッコリー、芽キャベツ、レモンなど
・ビタミンD
きくらげ、カツオ、シャケ、アンコウの肝など
・タンパク質
鶏ささみ、イワシ丸干し、ピータン、きな粉
【2】こまめな手洗いやマスク、換気などを行う
外出の有無に関わらず、こまめな手洗いを徹底しましょう。手についたインフルエンザウイルスは、24~48時間生存します(※2)。指のつけ根、爪の間も意識して、しっかりと石鹸で洗いましょう。
また、空気感染を防ぐためにも、マスクを装着し、定期的に換気を行い、物理的な予防・対策を心がけましょう。空気の流れを意識し、複数の窓を開けて空気の通り道を作ると効果的です。
【3】インフルエンザワクチンで重症化を防ぐ
インフルエンザワクチンは、感染後の発症可能性の低減と、発症後の重症化予防に有効とされています(※3)。接種から免疫がつくまで2週間程度かかる(※4)ので、インフルエンザが流行する前にワクチンを接種しましょう。
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