メルマガ

年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

素敵なあの人 2026年1月号

素敵なあの人 最新号

2026年1月号

2025年11月14日(金)発売
特別価格:1690円(税込)
表紙:富岡佳子

素敵なあの人 2026年1月号

公開日:

【60代ヘルスケア】冷えは万病のもと!今すぐできる温活5選【薬剤師監修】

今すぐできる!温活5選

今すぐできる!温活5選

冷えを防ぐには、内・外両側からからだを温めることが大切です。今日から始められる温活の具体策を5つご紹介します。

【1】温かい飲み物・食べ物を摂る

冷たい飲み物や食べ物を控え、できるだけ常温または温かいものを選びましょう。たとえば、朝は温かいお茶や白湯をゆっくり飲む、昼は温かいスープや煮込み料理を取り入れるなどすると、からだが内側から温められて血流も促されます。

また、生姜やねぎ、根菜類、黒糖などのからだを温める作用のある食材を摂ることも効果的です。ホットジンジャーティーを飲む、味噌汁に人参や大根を入れるなどして、日々の食事に取り入れましょう。

【2】脚のむくみを改善する

服装を工夫し、からだの熱を逃がさないようにすることも大切です。太い血管の通る首や手首、足首の「3つの首」を冷やさないように、ストールやカーディガン、足元にはレッグウォーマーなどを活用しましょう。

また、からだを締め付ける服装は血流を滞らせるため、締め付けの少ないゆったりとした服装を心がけることも冷え対策につながります。

【3】お風呂では湯船に浸かる

お風呂に入る際には、38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。外側から温められた血液が全身を巡り、からだを芯から温められます。

また、副交感神経を優位にするためリラックス効果が得られ、自律神経を整えることにもつながります。

逆に、熱いお湯はからだに負担がかかり、交感神経を刺激するため避けましょう。

【4】適度に運動する

運動で筋肉量を維持・増加させることで、体内の熱をつくる力の向上につながります。ウォーキングやストレッチ、ヨガなど、無理なく継続できる運動を習慣にしましょう。

座りっぱなしの時間が長くなりがちな場合は、筋肉量が低下するだけでなく、筋肉が緊張して血行不良も起きやすくなります。こまめに立ったりストレッチをしたりして筋肉をほぐし、血行を促しましょう。

【5】ツボを押す

足の裏にあり、人差し指と中指の股からかかとまでを線で結んで、上から三分の一のところに位置するツボです。血行を促し、むくみを解消したり心を落ち着かせたりする働きがあります。

ツボを押す際は、押しながら5秒かけて鼻から息を吸い、10秒かけて力をぬきながら口から息を吐き出しましょう。

〈三陰交〉

〈三陰交〉

三陰交は足の内側のくるぶしから手の指4本分上の骨のキワにあるツボです。血流を整え、全身に栄養を届きやすくする働きがあります。

押す際は、押しやすい指で押しながら5秒かけて鼻から息を吸い、力をぬきながら10秒かけて口から息を吐き出しましょう。押すのは両手でも片手でもOKです。お風呂上がりや就寝前など、タイミングを決めておくことで継続しやすくなります。

記事をシェア

  • X
  • facebook
  • line

この記事のキーワード

この記事を監修したのは

山形ゆかりさん

あんしん漢方薬剤師 山形ゆかりさん

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

記事一覧

アイコン画像メルマガ