【60代ヘルスケア】かかとのひび割れの原因とは？ 今すぐ始めたい保湿＆靴選びのセルフケア【薬剤師監修】

今日からできる！かかとのひび割れ対策

かかとのひび割れは、保湿やかかとへの刺激を軽減することで改善できます。日常生活に取り入れやすいセルフケアを紹介します。

【1】保湿ケアをする

かかとのひび割れの改善には、まず保湿が不可欠です。入浴後はなるべく早く足を拭いて、できるだけ早く保湿クリームを塗りましょう。

尿素やセラミド、ヒアルロン酸などが配合された高保湿クリームを使うと効果的です。

また、クリームを塗った後、綿やシルクの靴下を履くことで潤いを閉じ込められ、水分が蒸発しにくくなります。

【2】マッサージをする

足をマッサージして血流を促すことも効果的です。保湿クリームを塗る際に、指先でかかとや足の裏、指などを優しく押すようにマッサージすることで血行が促され、肌の代謝を整える助けになります。

また、締め付けの強い靴下を履いていると、足の血流が悪くなって肌のターンオーバーに必要な栄養や酸素が届きにくくなります。締め付けの少ない靴下を選んで血流を妨げないようにしましょう。

【3】お風呂で角質ケアをする

お湯にゆったり浸かって角質を柔らかくし、削りすぎない程度に角質ケアをするのもおすすめです。軽石や足用のやすりなどでやさしく削りましょう。

ただし、角質を削りすぎると皮膚を傷めて逆効果になることもあります。削る際は、ある程度硬さを感じるくらいでやめるのがポイントです。

【4】サイズの合う靴を履く

かかとのひび割れを予防・改善するには、靴選びを見直すことも大切です。靴が合っていないと、靴ずれや摩擦を起こしやすくなります。

かかとが靴の中で動かないよう、適切なサイズでフィットする靴を選びましょう。

インソールを活用したり、ヒールの高い靴を控えたりするのも有効な対策です。とくに、ヒールを履く頻度を減らすことで、かかとへの余分な圧や刺激を軽減できます。