「かかとがひび割れて気になる」「歩くたびに痛みを感じてしまう」などの悩みを抱えていませんか? かかとのひび割れを放置すると痛みを伴うようになり、歩くのもつらくなる可能性があります。
この記事では、かかとのひび割れの原因や、自宅で無理なくできるセルフケアをご紹介します。
かかとのひび割れの原因は?
かかとのひび割れを対策するには、なぜひび割れが起きるのか、その原因を知ることが大切です。かかとのひび割れの主な原因を3つ紹介します。
【1】乾燥
かかとは皮脂腺がほぼ存在せず、潤いを保つ力が極めて弱い部位です。空気の乾燥、冷房や暖房の使用、室内と外気の温度差などが重なると、角質層から水分が蒸発しやすくなります。
その結果、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が剥がれずに積み重なり、ひび割れを起こしやすくなります。
【2】摩擦
摩擦による刺激も、かかとのひび割れを起こす原因のひとつです。かかとには、靴や歩き方によって常に圧や摩擦の刺激が加わります。摩擦による刺激から肌を守ろうとして、角質が過度に厚くなり、ひび割れにつながるのです。
とくにサイズが合わない靴を履いたり、かかとが靴内で動くような履き方をしていたりすると、角質が厚くなって硬化しやすくなります。厚くなった角質は柔軟性が低いため、歩く際に伸びきれず亀裂が入りやすくなります。
【3】水虫
かかとのひび割れのなかには、かかと水虫が原因となっているものもあります。かかと水虫では、白癬菌という真菌が角質層に入り込み、厚く・硬く変化を起こすことがあります。
とくに「角化型足白癬」と呼ばれるタイプは、痒みをあまり感じず、乾燥と区別しにくいのが特徴です。
保湿ケアを続けても改善が見られず、ひび割れを繰り返す場合は、皮膚科で検査を受けることをおすすめします。
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