血糖値スパイクは動脈硬化の原因に
―血糖値スパイクが起きているかどうかは、どうやったらわかりますか?
食後にすぐ眠くなるのは、血糖値スパイクが起きているサイン。
ひどい場合は発作的に意識を失うほど眠くなってしまうので、運転をする、医療に携わる仕事をしている人は特に危険で、場合によっては命に関わる事態を引き起こしてしまいます。
―血糖値スパイクが続くと、どのような危険がありますか?
血糖値が乱高下することで血管にダメージを与え、動脈硬化が起こりやすくなります。それにより高血圧、脳梗塞、認知症、心疾患を発症するおそれがあります。
―どうやって気をつけたらいいでしょうか?
おなかが空き過ぎる状態は避けたほうがいいですね。お腹が空いていると糖を吸収しやすく血糖値が一気に上がりやすくなります。ダイエットのために食事を制限しすぎたり、忙しくて朝食が食べられなかったりしたときは特に注意が必要です。
そんなときは、糖質が含まれた食品を最初に食べるのは避け、食物繊維やたんぱく質などからとるようにするといいですよ。
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