メルマガ

年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い 素敵なあの人Web

素敵なあの人 2024年12月号

素敵なあの人 最新号

2024年12月号

2024年10月16日(水)発売
特別価格:1690円
表紙:萬田久子

素敵なあの人 2024年12月号

【健康常識のウソ】バナナやさつまいもをおやつにすればヘルシー!【南雲吉則先生の「その健康常識、実は間違っています!」】

公開日:

更新日:

【健康常識のウソ】バナナやさつまいもをおやつにすればヘルシー!【南雲吉則先生の「その健康常識、実は間違っています!」】

糖質のとり過ぎは太るだけでなく健康にもダメージが!

女性のウェスト

ー糖質と脂肪の両方を一緒にとることがダメなんですね

脂肪を摂ると血管の中にある脂肪分解酵素が働いて、血中の脂肪を分解して脂肪細胞に押し込みます。

また、糖質は糖輸送担体の働きで脂肪細胞に押し込まれるのです。つまり太る効果がダブルで起こってしまい、糖質と脂を同時に摂ることは肥満の大きな原因になります。

おやつによく食べがちなクッキーやせんべいには糖質が含まれているため、太りやすいおやつと言えます。

それに比べてバナナやさつまいもはヘルシーなイメージがありますが、糖質制限をして痩せたい、生活習慣病を予防したいと思っている人にとっては妨げになることもあります。また、糖質のとり過ぎは血糖値スパイクを起こす原因にもなりかねません。

―血糖値スパイクとはなんですか?

血糖値スパイクとは食後に血糖値がジェットコースターのように急上昇、急降下することをいいます。

糖分を摂取した後に血糖値が上昇すると、インスリンが分泌されます。このインスリンの働きを受け血糖値がゆるやかに下がっていきます。一般的には、血糖値は2~3時間かけて低下していきます。

ところがこれが急上昇、急降下することを血糖値スパイクと言います。原因は、インスリンの分泌が正常に行われなかったり働きが悪いことのほか、偏った食生活、運動不足、ストレス、睡眠不足も原因と考えられています。

記事をシェア

  • X
  • facebook
  • line

この記事のキーワード

教えてくれたのは

医学博士、乳腺専門医でナグモクリニック総院長。4つの院で乳がん手術、乳房の美容、再建手術を行う。自ら立ち上げた「命の食事プロジェクト」ではがんから命を救う食事と生活指導を行い、講演にも力を注ぐ。

記事一覧

  • Instagram
  • youtube

この記事を書いた人

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

記事一覧

  • Instagram
  • X
  • facebook
  • youtube

アイコン画像メルマガ