百貨店などでもおなじみの、イタリア発の人気ブランド「ミラ・ショーン」。洗練されたシンプル、派手ではない華やかさなど、マダム ミラ・ショーンの“ 美のエッセンス”はいつも新鮮で、1958 年の創業以来、時代を超越して愛され続けています。
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マダム ミラ・ショーン
1916年、旧ユーゴスラビアのダルメシア地方のトラウで誕生し、3歳のときに北イタリアに移住。名門貴族出身で、オートクチュールを愛していたマダムは、離婚を機にデザイナーの道へ。1958年、イタリア・ミラノにアトリエをオープンし、自身の名を冠したブランドをスタート。91年の生涯を終えたあとも、彼女のアイデンティティは生き続けている。
この夏に欠かせない!日常の装いを豊かに演出してくれるモダンな服と小物たち
裕福な貴族家庭に生まれ、宝石商の夫との結婚、離婚を経て、貴婦人という立場からデザイナーとしてのキャリアをスタートさせたマダム ミラ・ショーン。この世を去ったあとも、無駄を削ぎ落としていくマイナスのデザイン、芸術から受けたインスピレーション、時代の流れを汲み取りながらベーシックを更新する直感力などが〝美のエッセンス〟として受け継がれ、世界中の人々から支持されています。
ひと足早く発表された秋の新作は、ほんのりロマンティックなムードが感じられるディテールや上品なカラーアイテムが印象的。選び抜かれた心地よい素材も相まって、豊かな日常を演出してくれます。マダム ミラのシンプルでエレガントなマインドが息づくバッグにも注目して。