今日からできる!慢性的なめまいを軽減・予防するためのセルフケア4選
慢性的なめまいを軽減して毎日を元気に過ごしたい——そんな人にこそ実践してほしいセルフケアを紹介します。
【1】生活習慣を見直し、めまいが起こりにくいからだ作りをする
めまいが起こりにくいからだを目指すには、以下のような生活習慣を意識しましょう。
質の高い睡眠をとる
朝はなるべく同じ時間に起き、十分な睡眠時間を確保しましょう。就寝前はスマホを触らないようにしたり、寝室の空調や寝具などを工夫したりしましょう。
毎日3食・栄養バランスのいい食事を摂る
食事を抜くと低血糖や栄養不足を招きやすいため、食事は抜かず、毎日3食食べることも大切です。
塩分や脂質は高血圧や動脈硬化のリスクを高めるため、摂りすぎないようにし、貧血予防や神経系の健康維持に必要な鉄分やビタミンB群、マグネシウムなどを含む食材を意識的に取り入れましょう。たとえば、赤身の肉やレバー、小松菜、納豆、玄米、バナナなどが有効です。
水分補給も忘れずに
脱水はめまいの原因のひとつです。のどが渇く前に、こまめに水や白湯を飲む習慣をつけましょう。とくに、夏場や運動時は脱水になりやすいため、意識して水分補給してください。
適度に運動する
ウォーキング、軽いジョギング、水泳、ヨガ、太極拳などの軽い運動を日常に取り入れることも重要です。血流を促し、平衡感覚の向上にもつながります。週に2~3回でも、継続して行いましょう。
【2】ストレスを上手にコントロールする
ストレスはめまいを悪化させる大きな要因です。以下のように自分なりのリラックス方法を見つけましょう。
- 趣味に没頭する
- お気に入りの音楽を聴く
- 入浴
- アロマテラピー
- 瞑想
- 深呼吸
また、悩みや不安を抱え込まず、家族や友人、カウンセラーに相談するのも有効です。
【3】首や肩のこりを和らげる工夫をする
デスクワークやスマホの使用で固まりがちな首や肩。長時間同じ姿勢での作業は避け、1時間に一度は軽く伸びをしたり、ゆっくりと首を回したりして筋肉の緊張をほぐしましょう。
また、蒸しタオルやお風呂で首や肩を温めるのも血流促進に効果的。入浴時には、湯船に浸かりながらやさしく肩や首をマッサージするのもおすすめです。
【4】めまいがおきたら「横になる」「目を閉じて部屋を暗くする」などで軽減を
急にめまいを感じたときは、まず無理に動かず、楽な姿勢で静かに座るか横になりましょう。頭を動かさないようにするのがポイントです。
また、転倒予防のため手すりや杖などを活用しましょう。
回転性のめまいの場合、目を閉じて部屋を暗くすると症状が和らぎます。不安感がめまいを助長することがあるため、深呼吸をして、落ち着くことも大切です。