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素敵なあの人 2025年9月号

素敵なあの人 最新号

2025年9月号

2025年7月16日(水)発売
特別価格:1740円(税込)
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 2025年9月号

公開日:

【60代ヘルスケア】「また、めまいが…」60代の慢性的な悩み、放置は禁物!原因3つと今日からできる対策4つを知って健やかな毎日を!【薬剤師監修】

今日からできる!慢性的なめまいを軽減・予防するためのセルフケア4選

今日からできる!慢性的なめまいを軽減・予防するためのセルフケア

慢性的なめまいを軽減して毎日を元気に過ごしたい——そんな人にこそ実践してほしいセルフケアを紹介します。

【1】生活習慣を見直し、めまいが起こりにくいからだ作りをする

めまいが起こりにくいからだを目指すには、以下のような生活習慣を意識しましょう。

質の高い睡眠をとる
朝はなるべく同じ時間に起き、十分な睡眠時間を確保しましょう。就寝前はスマホを触らないようにしたり、寝室の空調や寝具などを工夫したりしましょう。

毎日3食・栄養バランスのいい食事を摂る
食事を抜くと低血糖や栄養不足を招きやすいため、食事は抜かず、毎日3食食べることも大切です。

塩分や脂質は高血圧や動脈硬化のリスクを高めるため、摂りすぎないようにし、貧血予防や神経系の健康維持に必要な鉄分やビタミンB群、マグネシウムなどを含む食材を意識的に取り入れましょう。たとえば、赤身の肉やレバー、小松菜、納豆、玄米、バナナなどが有効です。

水分補給も忘れずに
脱水はめまいの原因のひとつです。のどが渇く前に、こまめに水や白湯を飲む習慣をつけましょう。とくに、夏場や運動時は脱水になりやすいため、意識して水分補給してください。

適度に運動する
ウォーキング、軽いジョギング、水泳、ヨガ、太極拳などの軽い運動を日常に取り入れることも重要です。血流を促し、平衡感覚の向上にもつながります。週に23回でも、継続して行いましょう。

【2】ストレスを上手にコントロールする

ストレスはめまいを悪化させる大きな要因です。以下のように自分なりのリラックス方法を見つけましょう。

  • 趣味に没頭する
  • お気に入りの音楽を聴く 
  • 入浴
  • アロマテラピー
  • 瞑想
  • 深呼吸

また、悩みや不安を抱え込まず、家族や友人、カウンセラーに相談するのも有効です。

【3】首や肩のこりを和らげる工夫をする

デスクワークやスマホの使用で固まりがちな首や肩。長時間同じ姿勢での作業は避け、1時間に一度は軽く伸びをしたり、ゆっくりと首を回したりして筋肉の緊張をほぐしましょう。

また、蒸しタオルやお風呂で首や肩を温めるのも血流促進に効果的。入浴時には、湯船に浸かりながらやさしく肩や首をマッサージするのもおすすめです。

【4】めまいがおきたら「横になる」「目を閉じて部屋を暗くする」などで軽減を

急にめまいを感じたときは、まず無理に動かず、楽な姿勢で静かに座るか横になりましょう。頭を動かさないようにするのがポイントです。

また、転倒予防のため手すりや杖などを活用しましょう。

回転性のめまいの場合、目を閉じて部屋を暗くすると症状が和らぎます。不安感がめまいを助長することがあるため、深呼吸をして、落ち着くことも大切です。

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この記事を監修したのは

山形ゆかりさん

あんしん漢方薬剤師 山形ゆかりさん

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師として在勤中、食養生の大切さに気付き薬膳の道へ入り、牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニュー開発にも携わる。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でも薬剤師としてサポートを行う。

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