食生活での体臭予防法3選
次に、食生活での体臭の予防法を3つご紹介します。
【1】抗酸化力の高い食材を摂る
抗酸化作用のある食材は、活性酸素を抑制し、過酸化脂質の生成を防ぎます。高い抗酸化作用をもつビタミンAやビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールを多く含む食材を摂りましょう。
【ビタミンAが豊富に含まれている食材】にんじん、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリーなどの緑黄色野菜
【ビタミンCが豊富に含まれている食材】野菜類では赤ピーマン、緑ピーマンなど、果実類では柑橘類
【ビタミンEが豊富に含まれている食材】ナッツ類、ほうれん草、ブロッコリーなど
【ポリフェノールが豊富に含まれている食材】ブルーベリー、カカオなど
とくに、緑茶やハーブティーに含まれるカテキンは、消臭効果と皮脂の酸化を防ぐ働きがあるため、積極的に摂りたいポリフェノールのひとつです。
【2】腸内環境が整う食事を摂る
腸内環境の悪化は、体内の臭い物質を増加させ、体臭を強くすることがあります。体臭を予防するには、善玉菌が含まれる発酵食品(納豆、ヨーグルト)を摂り、腸内環境を整えることが大切です。
また、善玉菌を手助けするオリゴ糖(きなこ、玉ねぎ、ごぼう、はちみつなど)や食物繊維(海藻類、きのこ類、こんにゃくなど)もいっしょに摂りましょう。
【3】脂質の多い食事や過剰なアルコール摂取を避ける
肉類や乳製品、揚げ物などの脂質の多い食事は、過酸化物質を増加させ、体臭を悪化させる原因のひとつです。体臭が気になる場合は、脂質の多い食事を減らし、体臭予防になる食材を積極的に摂りましょう。