【Step3】メリハリ塗り
洗練された印象を作るカギとなるのはメリハリ塗り!
パウダーでしっかり押さえてメイク崩れやにじみを防ぎたい部分、ふんわりのせてツヤを生かしたい部分、最後にサッとひとなでする部分に分けます。このメリハリ塗りで全体が 粉っぽくマットな質感にならず、立体感が際立ち洗練された印象に。額も皮脂が気になる人はしっかりのせてOK。
斜線部分はしっかりと、グレーの部分はふんわり、黄色の部分にも忘れずつけて。
生え際、目、鼻、口元はしっかりのせ
テカリやすい顔の中心と崩れやすい小鼻のキワや目尻を半分に折ったパフでしっかり押さえます。眉や目のまわりはポイントメイク前にパウダーを仕込むことで、にじみやヨレを防ぐ効果が。
額、頰、フェイスラインはふわふわのせ
額、頰、フェイスラインはほんのり光が透けるようなツヤを残して立体的な丸みを出したいので、残っている粉でふわっと軽めにのせで首全体を軽くひと撫で。肌にパフを押しつけず、やさしいタッチで。
首も忘れずに
フェイスパウダーで仕上げた顔は、透明感が一段上がっています。そのままだと首が暗く見えてしまうので、すべてを塗り終わったパフで首全体を軽くひと撫で。汗のベタつきも防げます。
【Column】パフはどれくらいの頻度で洗うのが正解?
ふわふわ感がなくなったときが目安!
「新品や洗い立てのパフは粉をはじいてしまい、中に含ませるのに手間がかかるので、スポンジほどこまめに洗わなくてOK。ふわふわ感がなくなったら洗いましょう。持ち手をひっくり返せば裏面も使えます」(長井さん)
撮影/人物_ 藤井マルセル〔t.cube 〕、物_ 相沢千冬 ヘア&メイク/長井かおり〔MAKEUPBOX 〕 スタイリスト/田中麻理乃 モデル/中村ひさみ 文/片岡えり
※素敵なあの人2024年9月号「粉大臣・長井かおりさんの「高貴な肌になる」フェイスパウダーのつけ方選び方講座」より
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