シックさとスマート感のあるファーやシャギーを選んで、モダンな大人らしさを醸し出して
また上の写真のコーデは、さまざまなふわふわを投入した暖かみ溢れるスタイルに。アルパカとヴァージンウールのイタリア糸が織りなす、少しもこっとしたスエード調のニットワンピースに、なめらかなシャギーのジレをオン。
さらに、生後半年までの子どものラクダの毛〝ベビーキャメル〟を使ったスーパーファインウールのストールを羽織れば、この上なく心地いい重ね着が完成します。
これだけレイヤードしても重くならないのは、どのアイテムも軽やかで上質な素材だから。質感や毛足の長さも違うので、表情も豊かになります。なかでも、ジレは両サイドに深いスリットが入っていて歩きやすく、保温性が高いロング丈なのでおすすめです。
さらに、ヤギのファーをまとったバッグを加えて〝ふわふわカルテット〟を結成。凜とした冬空に、ラグジュアリーな旋律を奏でます。まろやかな女性らしさを演出するオフホワイトやベージュ、ブラウンのグラデーションは、個人的にも好きな要素です。
長い残暑のような秋が終わり、12月に入ってようやくニットや冬アウターが1軍としてまとえるようになりました。キーンと冷えた空気に映えるふわふわアイテムを投入して、身も心もワクワクするような年末年始をお過ごしください。
撮影/最上裕美子 スタイリスト&モデル/坂本久仁子 ヘア&メイク/清水ヤスエ 文/三宅桃子
※素敵なあの人2025年2月号「スタイリスト坂本久仁子のおしゃれのかけひき」より
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