元旦は夫の実家で両親と叔母、そして私達夫婦の5人で新年をお祝いします。
当初は3段重に5人分のお料理を盛り付けていましたが、数年前から6.5寸の3段重を2組使って“1人1段形式”にしました。
こうしておくと取り皿も少なくて済みますし、年老いた両親も自分のペースで食べられ、残ればそのまま重ねて蓋をしておけるので、とっても便利なんですよ。
お重の残り1段にみんなで食べる分を詰めたら、テーブルに並べて眺めていると、今年もやり遂げられたという充実感に包まれます。
大袈裟ではありますが、私にとってのお節料理作りは“生きている証”でもあるのです。
それは6年前の12月にがん宣告を受け「今年でお節作りが最後になるかも」と思いながら作ったものですから、こうして元気にお料理できることが何よりも幸せなんですよ。
今年も幸せをかみしめながら、心を込めて作ります!