カプセル技術のほかにも、浸透を高めるための技術はたくさん。スキンケア成分が入りにくい素敵世代の肌を助ける最新テクノロジー、必見です。
成分のサイズを小さくするナノテクノロジー
成分のサイズを極小化するナノテクノロジー。化粧品のナノテクノロジーでは、粒子の大きさは1〜100ナノメートル(ナノメートル=100万分の1ミリ)。極小サイズにすることで、角層のすき間に素早く浸透。水にも油にも溶けにくいセラミドなどの成分を化粧品にふんだんに配合できます。
美容成分の通り道を作る「バリア機能突破技術」
バリア機能で外的刺激の侵入を防ぐ分、スキンケア成分も通しにくいという性質を持つ角層。その角層のバリアを突破し、成分を浸透させるための工夫をご紹介。
血行促進だけじゃない、炭酸のパワー
角層のバリアを緩め、スキンケアの浸透をサポートする成分は、さまざまなブランドで研究されています。そのひとつが炭酸。炭酸によって角層を構成する細胞間脂質を一時的に緩めて浸透ルートを確保します。一度緩めてもずっとそのままではなく、成分を届けたら元に戻る性質があるので安心。
浸透と安全が共存する成分の組み合わせを探る
導入促進成分は、成分の浸透を促す一方、バリア機能を低下させたり細胞にダメージを与えることも。この問題を解消する技術の開発も進んでいて、たとえば資生堂では導入促進成分として一般に使われているアルキルベタインとキシリトールを合わせ、浸透性と安全性を両立させています。
脂質の力でバリアに通り道を形成
浸透を高める技術としては、再春館製薬所の「ラメラ一体型浸透技術」も見逃せません。米発酵物などの成分がバリアのすき間を縫うような通り道を一時的に形成。さらに特殊なリン脂質が水の分子を抱えて引き連れ、角層のラメラ構造に溶け込み、一体化。成分を肌に引き込みます。
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