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素敵なあの人 素敵なあの人2025年2月号

素敵なあの人 最新号

素敵なあの人2025年2月号

2025年12月16日(月)
特別定価:1650円
表紙:結城アンナ

素敵なあの人 素敵なあの人2025年2月号

公開日:

ふたつの理想の姿勢とは?仕組みを理解して上手に繰り返すのが、姿勢コントロール術の要!【姿勢コントロール術】

楽な姿勢とよい姿勢には正反対のメリット・デメリットがあります

「よい」も「楽」も、姿勢のイメージを伝えるための形容詞です。「よい姿勢=筋肉を使って、靭帯は休んでいる」「楽な姿勢=靭帯を使って、筋肉は休んでいる」だけの違いで、同じ姿勢を続けることは体にとってはマイナスです。

楽な姿勢「靭帯に支えられた姿勢」

立っているときは猫背気味で重心が後ろ寄りになっていたり、座っているときは背もたれに寄りかかりっぱなし。このような姿勢は筋肉を休めているので、一旦は楽に感じますが、続けていると靭帯が頑張り過ぎて、頭痛、肩こり、腰痛の原因になります。

楽な姿勢

楽な姿勢を続けると猫背になりがちなので注意! 重心が後ろ寄り。

よい姿勢「筋肉に支えられた姿勢」

横から見て、立っているときに、耳たぶ・肩・大転子(大腿骨の外側の出っ張り)、膝のお皿の裏側、外くるぶしの2~3cm前を結んだラインが一直線になる姿勢が、よい姿勢。座ったときのよい姿勢は、背筋が伸びて、背骨はSのような字を描いています。

よい姿勢

イラスト/フジマツミキ 構成・文/杉村道子

※素敵なあの人2024年11月号「楽な姿勢とよいは半分・半分がいい!痛み・疲れ・不調をとる姿勢コントロール術」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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山口正貴先生

理学療法士 山口正貴先生

東京大学医学部附属病院リハビリテーション部理学療法士。1980年東京都生まれ。東京理科大学理学部在学中にリハビリテーションに関心を持つ。大学卒業後、2005年理学療法士免許取得、東京大学医学部附属病院に入職。2016年の研究論文で日本理学療法士学会の第8回優秀論文表彰で優秀賞受賞。『「ねたままストレッチ」で腰痛は治る!』(集英社)など著書多数。

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