小さな症状も見落とすと危険!?代表的な腰痛の種類3つとは?
ひとくくりに腰痛といえど、そのなかにも種類があります。
若年者の腰痛には、ぎっくり腰のような急性の症状も多く見られますが、年齢を重ねると慢性的な痛みの腰痛が多くなるといわれています。
ここで、代表的な腰痛の原因について見ていきましょう。
変形性脊椎症
加齢に伴う脊椎の変形や老化によって起こる疾患です。
椎間板の変性による脊椎の可動域制限や姿勢の変化で神経や周囲の組織が圧迫され、腰痛や背中の痛みが生じるといわれています。(※2)
腰部脊柱管狭窄症
加齢により椎間板や靭帯が変形・肥厚し、脊髄の通り道が狭くなった状態です。
歩行時や立っている際に痛みやしびれを感じやすく、症状が進行すると運動障害を引き起こす場合があります。(※2)
脊椎圧迫骨折
脊椎圧迫骨折は、背骨(脊椎)の骨が押しつぶされるように変形する骨折です。
骨粗鬆症で骨が柔らかくなった高齢者にとくに多く見られ、軽い転倒や不安定な動作でも発生します。(※2)